「綺麗な花束はそのまま朽ち果てさせるか、ドライフラワーにするしかない。」花束みたいな恋をした YAS!さんの映画レビュー(感想・評価)
綺麗な花束はそのまま朽ち果てさせるか、ドライフラワーにするしかない。
ふたりの趣味がぴったりと合う事は素晴らしい事で、それが理想的だ。
そのまま結婚すれば、きっと一生うまくいく。
しかし一貫した趣味をもっていても、片方が仕事に対する考えは飽きっぽく、場当たり的すぎたので、結末は悲しい。 そんな恋は、ただ朽ちるしかない。
1クールドラマにしてもいい内容を、映画の枠に収める意味を理解していない監督と脚本家は
ふたりの心の声をすべてを劇中で、語ってしまう程に薄く
映画を観ている者に何も考えさせず、想像もさせない
まるで深みのない"男女のすれ違い"を表面ずらで仕上げた脚本になった。
何度も繰り返す”パンが裏返しに落ちる”という比喩の意味が不明である
何かのオマージュなのだろうか?
有村架純さんはブヨッた。
最後は誰の結婚式なのだろうか?
同じように”長すぎた春”を扱った最近の映画は「あの頃、君を追いかけた」だ。
見比べると。。。
コメントする