「頭の悪い男女の浅いラブストーリー」花束みたいな恋をした しろちゃん推しさんの映画レビュー(感想・評価)
頭の悪い男女の浅いラブストーリー
観た感想としては、共感できない、です。
タイトルにも書いた通りこの2人は頭悪いんじゃないかと思います。明大前駅で出会っていますが、就職をほっぽりだすところを見ても明大の学生ではないでしょう。普通の学生なら将来のために就活は欠かさないと思います。以上の理由により2人は脳みそツルツルなのでわたしはこの映画を通してあまり2人の言動が理解できませんでした。
あと、2人の人間性が浅いです。菅田将暉が本屋でビジネス書を手に取っていた時とかドン引きしました。お前みたいな推定fラン卒がそんな本読んで何になる、あるいはそういう本を手にする人って…という感じです。あとは最初に出会った場面で好きな小説家をズラズラ並べていましたが、マイナーな小説家が好きな自分に酔っているとしか…この人いいよねと言うだけで具体的な小説の感想を述べ合うわけでもない。2人のサブカル好きは本当にすごかったですね。特に先輩とかほんとろくでもないからああいう人とは付き合いを持ちたくありませんね。なんか絹ちゃんに怪しい仕事を急に勧めたりするのも脈絡がなくてよく分かりませんでした。サブカル好きな人を否定するわけでも、サブカル好きな人が出てくる映画を否定するわけでもありませんが、誰にでも起こりうるラブストーリー的な予告しといて、視聴者を置いてけぼりにするサブカル発言は何なんだ…と困惑しました。なんかもうちょっと一般的な話題なかったの?と思います。
あとモノローグでお話が進んでいったので、意外と淡々としてるんだなと思いました。もっと濃密なラブストーリーを想像していたのでハッキリ言ってどちらかの説明で話が進んでしまうのは残念でした。
あと、2人は精神年齢も低い。だから人間性が浅くてサブカル好きな自分に酔った厨二病みたいな性格してるんでしょうけどとにかく幼いです。菅田将暉は自分の絵が3カット1000円でしか売れなかったくせに女の方のやりたい仕事とか馬鹿にしてて、大してあんたと給料違わないでしょと思った。2人は今の恋人にもイヤホンを別々で聴くのがどーのとか昔会ったよく分からんファミレスのおっさんの価値観押し付けてて、変わってないんだなと思った。そんなんだから恋愛失敗するんでしょ。
日本のラブストーリーは人が死ぬかハッピーエンドに落ち着くかで、この映画のようなちゃんとしたラブストーリーは初めてだとか言われてたけどこの映画も大概浅いと思います。
わたしの予想では2人ともまだまだサブカルナルシストなので新しい恋人ともうまくやっていけなくて結局ヨリ戻すんじゃないかな〜って思いますね。