「恋愛とは素敵だ」花束みたいな恋をした CBさんの映画レビュー(感想・評価)
恋愛とは素敵だ
映画は、マーフィーの法則から始まった。(トーストが床に落ちてしまう時には、必ずバターを塗った面を下にして落ちる)
主人公二人は、「じゃんけんのルールは変。紙は石に勝つ、はおかしい。石は紙を軽々破るよ」 というところまで一致する相性のよさ。きっと、世の中全部を探したら、誰にも、ここまで気が合うというか、いろいろなことへの感じ方が一致する、同世代の異性が数人いるのだろう。残念ながら、俺はまだそういう人に会ったことはないのだけれど。この映画のように出会ったら、ほんとに楽しいだろうなあ。なにもかも、話があうんだもんね。
幸せは頂点で、それからは下がっていくだけ、という話だったわけだが、観劇後の感想はけっして悪くない。ふたりの幸せの描き方が気持ちよく伝わってきたからだろうし、そのすれ違いは 「そういうこともあるだろうな」 と思えることだったからだろう。
・・・「私たちのここまでの道のりは美しかった。あと一歩だった」・・・
追伸
映画館は、早稲田松竹、下高井戸シネマときましたね。学生だからお金ないから、ちゃんと名画座を抑えているってわけですね。楽しい!
シンゴジラ上映やパルコ閉店ってあの頃だったんだね、とミニ歴史的にも楽しかった。
静岡県のハンバーグチェーン店は 「さわやか」 だよね。近年、圧倒的な大人気を誇るこのチェーン店を、ここ30年静岡県を離れたきりの自分は、まだ経験していない。
おまけ
先輩の言うセリフ 「社会性とか協調性って、才能の敵だからさ」、なるほど、クリエイティブをめざす人たちはこんな風に考えるんだね・・・
共感&コメントありがとうございます。
「トーストが床に落ちてしまう時には、必ずバターを塗った面を下にして落ちる」
この映画をカミさんに話した際にこのフレーズから語ったところ
「バター塗った分重くなるから?!」
そんな解釈もあるのかとある意味感動してしまいました。