「自分と重ねた」花束みたいな恋をした はいほさんの映画レビュー(感想・評価)
自分と重ねた
別れの歌には名曲が多いのはすごく共感できるからなのかな。
自分とたくさん重ねて見てしまって、浜辺のときのはじまりは、終わりの始まりって言葉が、すごく苦しくて涙が止まらなかった。
運命的な出会いだからこそ、ずっと一緒にいられると思ってたのに、運命の相手だと思ってたのに、いつしかまわりの環境が変わるごとにお互いも変化してすれ違って、一緒にいたいって気持ちが昔より薄れてきたり、でも離れたくないから喧嘩や言い合いは避けて、そしたらお互いの気持ちが分からなくなって。つらいなあ。。
全部知ってるつもりで知らなかったり、変わらないと思ったものがいつのまにか変わってたり、相手が変われば自分が変わっていないのに焦ったり、自分が変わったら相手はなんで変わらないの?って心の中で押し付けてたり。
長く一緒にいればいるほど別れるっていう決断がこわくて思っていても言い出せなくて。分かりすぎてつらい。
最後は笑顔で、って。私はできなかったな、絶対に泣くって分かってたから、できなかった。だからキヌとムギが最後にお互いの目をみて抱き合って別れられたのが悲しくて羨ましくていろんな感情が入り混じって涙が止まりませんでした。
結婚が正解なのか、別れたのが正解なのか、付き合ったのが正解なのか間違いなのか、分からないけど、一緒にいたこの数年は大切な思い出。戻ってこないから幸せだったねって。つらい思い出の方が思い出す。から、楽しい思い出は写真に残しておきたいなーーって教訓?
また元彼にばったり、カフェでもどこでもいいから会って後ろ姿に手を振りたいなって思いました。
あと、ストリートビューに載りたい。