「小説のような映画。」花束みたいな恋をした norarikurariさんの映画レビュー(感想・評価)
小説のような映画。
人が好きになる瞬間、恋に盲目な瞬間、気持ちが離れていく瞬間。
とてもリアルな描写だったなと思います。
ただ好きなだけではそばにいられない。
そんな学生から大人への恋の移り変わりの描写が、綺麗で儚くて別れすらも愛しくて、恋がしたくなるそんな映画です。
また、麦と絹のそれぞれ自身の心情を表す言葉が気に入りました。
さすが本好き映画好き音楽好きの2人なだけあり、小説のような言い回しにセンスを感じました。
オリジナル作品とのことですが、この映画が文庫化されたらきっと年1で読み返すと思います。
それぐらい、文章でも浸りたくなる映画です。
どうやら伏線やら考察がたくさん飛び交ってる作品のようですし、エンドロールで流れるであろうと期待していた主題歌も流れず、何かただならぬものを感じました。
また見に行くかもしれません。
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