劇場公開日 2021年1月29日

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「京王線礼賛映画」花束みたいな恋をした スシブリトーさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0京王線礼賛映画

2021年2月24日
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鑑賞方法:映画館

最近の漫画原作の恋愛映画に触手がのびず、
この主演の二人に対する勝手なイメージから、どうせ似たような映画という先入観があったのですが、耳にした感想がその手の作品ではないということだったので、見に行きました。

なんというか。

あーわかるわかる、あたしの時はね、って自分の何十年も前の恋愛経験を、ついつい言いたくなってしまう映画。
映画の感想を書こうとして、自分の恋愛観をうっかり書きそうになる映画。
終わった恋愛を再考して、あれはあれでよかったのだ、と認めてあげたくなる映画。

でした。

他の人の感想で、最後のファミレスシーンで泣けたって話を目にしたけど、それはなかった。多分、当事者性はもう薄れてるからかな、とおもった。

結末がわかっているつくりながら、清々しいエンディング。お上手。お見事。

お互い幸せになれよー、何なら、また時間が解決して付き合ったら上手くいくんじゃね?と無粋なことも思ったり。

おもしろかったです。

スシブリトー