「綺麗な言葉達」花束みたいな恋をした りんごさんの映画レビュー(感想・評価)
綺麗な言葉達
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坂元裕二さん脚本と知ってすぐ観ることに決めました。言葉選びが綺麗で美しい。こんな素敵な台詞が咄嗟に出たらどれだけいいだろうと思ってしまうけれど、違和感はなく2人の日常を映し出していきます。
「始まりは終わりの始まり。出会いは常に別れを内在し恋愛はパーティーのようにいつか終わる。だから恋する者達は、好きなものを持ち寄ってテーブルをはさみおしゃべりし、その切なさを楽しむしかないのだ」
好きな台詞です。恋愛がこうだったら家族はどうだろうと考えました。きっと家族は、ここに子どもが参入してテーブルの上を荒らし、時に険悪なムードになりながら新しいパーティーが始まるのでしょう。子どもがいなくたって、他人を招いてパーティーを続ける2人もきっと居て。
2人の世界なのが恋愛で、他にも繋がりを持っていくのが家族なのですね。
坂元さんが家族の物語の脚本をしたらどのようになるか気になります。
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