劇場公開日 2021年1月29日

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「良きでした。」花束みたいな恋をした こばさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5良きでした。

2021年2月20日
iPhoneアプリから投稿

こんな素敵なのだと思わなかった。
リアルリアルリアル。
リアルの中にも恋愛映画の非現実的なところも上手く入ってる。
好きになったばかりって、ちょっとした共通点も全て運命だと思っちゃうんだよなーー。
その人が世界の中心になっちゃうと、学校も仕事もなんでも良くなっちゃうのよーーー。
何故かこの人と一緒にいれば絶対大丈夫だなんて将来すら明るく見えたり。

そして、俗に言う男脳と女脳の違いもあってすれ違う。

別れた後にも相手の幸せを願う。
...なんていう最後の理想までもリアルなの!!
別れ方綺麗かよ!!
こんな別れ方出来てたらみんな人を恨まないでしょーよ!素敵だな!
私は別れた大半の男を良くは思っていないので笑 最後だけは男の理想っぽさを感じた。

好きなセリフは
『電車に乗ってと言わないで、電車に揺られてと言った』みたいなところ。詩的。本をたくさん読む人ってこうゆう事なのかなって。すごく素敵だった。そうゆうところに気づく女の子も素敵。

すまん。主演2人を褒めるのを忘れた。
控えめにいって、サイコーか。

追記)他の方のレビュー見て知りましたが、これほとんど順撮りなの?なるほど。なるほど。いや、これは映画今後なるべく順撮りで撮った方がいいよ!(無理を承知で言ってます。)2人の時間の流れ方がかなりリアルなのよ!納得!順撮りねー!納得!(しつこい)

あと、絹ちゃんが押井守を発見した時の表情がかなり好き。

さらに追記)映画好きで映画観ているっていう人があげる例がショーシャンク!!あるある!!絶妙なチョイスでハマり過ぎてる!!
そう、この映画、人物名とか固有名詞とかめっちゃ出てくるけど、本当に気にならない。よく他のドラマとか映画観てて現実にある名前を聞くとちょっと引っかかっるところがあるんだけど、それが全くなかった。

終わった恋愛って、なんか悪い想い出も良い想い出も全て額縁に入ってる絵画みたいな。スクリーンの中の映画みたいな。美化されるけど、この2人にとってはそれが花束みたいな感覚だったのかな?

あおい 名前変えました