「ハッピーエンドでもなく、バッドエンドでもなく、ラ・ラ・エンド・・・・なんちゃって」花束みたいな恋をした やきすこぶさんの映画レビュー(感想・評価)
ハッピーエンドでもなく、バッドエンドでもなく、ラ・ラ・エンド・・・・なんちゃって
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映画の余韻ってわけでもないんでしょうけど、鑑賞後も麦と絹の数々のシーンが、頭の中でよみがえってくるんですよ。
そして、何故か主題歌でもないのに、YOASOBIさんの『たぶん』が頭の中に流れ出すの。
昨年の『たぶん』をモチーフにした映画、こんな感じで作って欲しかったなと思っちゃいました。
さて、私は恋愛映画を観る時、登場人物たちを応援したくなる事が多々有るんですね。
そして、この映画の序盤の二人も微笑ましくって、応援したくなっちゃいました。
ただ、応援はするものの、そのままスムーズに行ったら映画にはならないわけで、中盤以降はすれ違って行きます。
それでですね、この映画を良いなと思ったのは、すれ違う二人がどちらも悪くないと思えるんですよね。
いや、細かい悪い所が有るからすれ違って行くんでしょうけど、やっぱり大筋では悪くないと思えるの。
お互い悪くないのにすれ違って行く。この相手が悪くないと分かっているのにすれ違って行く感じ、とても辛いですよね。
この映画は、この感じが良く出てたなと思います。
と、偉そうに書いてきましたが、自分自身はたいした恋愛経験ないんですけどね・・・。
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