「猫の意思は関係ない(ジャンケンだ)」花束みたいな恋をした フリントさんの映画レビュー(感想・評価)
猫の意思は関係ない(ジャンケンだ)
とある男女の5年間の物語
この映画を語るともろにその人の人となりがわかってしまうような気がすると思った。
リアルが充実している人はいいですねと、さげすむと自分が哀れになるし、かと言って全部肯定できるほどの悲しいかな経験値が足りない。
押井守とかインディーズグループとか単館映画とかゴールデンカムイとかバールのようなものとか好きだけど、なんだろう劇中で出されてさも「絶妙なチョイスしたでしょ?」って提示されてる気がしてかちょっと嫌だった。
学生時代はサブカル寄りになるからその頃の自分と似ていたり比べてしまって微妙な気分になった。
この映画気に入らない→嫉妬しているのか→なんて悲しい人
この流れが頭をよぎり続けて本当に自分に対してむなしくなった。
感想を述べれば述べるほど墓穴を掘ってしまうのでネガティブな感情はここまでして
グーは意思の強さ、個性
チョキはグーとパー両立、自由性
パーは協調、社会性
を表しているのかなと
グーを出した有村架純は自分のしたい事を選んだ
パーを出した菅田将暉は安定を求めた
チョキは出なかったけど、一番二人が成りたかったであろうフリーランスを選んだ先輩は・・・
パーがグーに勝つ理由を二人は理解したのか気になる所ですが
ジャンケンを深く考えたきっかけになるいい作品でした。
いや、面白かったですよ!
ちなみに劇中後半でデート中に見た映画は「希望のかなた」とっても面白い作品でおすすめです。
この映画見るまで忘れててけれども。
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劇中セリフより
「社会人になるって事はお風呂に入るようなもの」
なるほど面白いたとえ話だと思った。
だけど、お金とか責任とか考えないでゆっくりお風呂に入りたい。