「ふむふむ」花束みたいな恋をした JYARIさんの映画レビュー(感想・評価)
ふむふむ
前半はだいすきでした、
出会ってから、恋をしていく過程とか。
ただ、後半に関しては、
なんか友人から、最近こういうことあってさ、
こういうことされてさ、なんかさ辛いんだよね、
でもさ、後々思い返せば、これもなんかいい恋だったとかってなるのかね、
なんて、話を聞かされているかのような気持ちになりました。
あと、自分からしたら、マニアックな文化の連続で、
“でもスイッチは買うんだ…”とか、
“あ、そこは妙に現実的なのか”とか、
なかなか踏み込めない感じだった。
サブカルもサブカルな知識を披露する二人に
嫌気がさしたのは、自分だけではないはず。
自分だけが、知らない感覚になって
羞恥心が芽生えてしまうくらい。
けっこうコアな内容だったと思うんだけど、
そんなことないですかね。
本当にラブストーリーに夢中になるときって、
もはや主となるカップルの第三者として、
自分が存在するというか、
ずっと二人を見ていたいし、
自分も二人と一緒にいたくなったりするもんだけど、
今回は、そんなことはなかったのよね、、、
別れが決まっているからですかね。
両親も登場したり、と要素は山盛りで、
でもその分、トーストって結局なんだっけ、とか
思ったりしました、
意味を考えるのに夢中になっちゃったというか。
それにこれ、一人で観たんですが、だいぶキツい。
特に中盤きつい、カップルきつい。
逆にカップルで観ても、なんか過去の人絶対思い出しちゃうからきつい。気がする、
よって、観たいシチュエーションが浮かばない。
“いつ観ればいいの?”映画になってる気がする。