「タイトルが秀逸、モノローグ多すぎ」花束みたいな恋をした 茉恭(まゆき)さんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルが秀逸、モノローグ多すぎ
そのうち気がつくんだ、共感を求め合う恋愛は上手くはいかないって。
それに気がついたころ、きっと大人になったってことなのかもしれない。
氾濫するカルチャーの中で、「好き」の勘違いがたくさん起こる、そしてそれは誰しもが通る「必然の過ち道」なのかもしれない。
タイトルの通りこれは「花束」なんだ。
いつかは枯れる、ドライフラワーにしたとしても、追憶の極みでしかない。
坂元裕二さんが大切に大切に紡いだ言葉たちを、
菅田将暉が受け止め、敢えてカッコ悪い男へと変わっていく。
有村架純はどうしても激しい女を演じさせた方がピンとくるので、
なんだか菅田将暉と馴染まないまま終わった気がする。
にしても土屋監督、よく罪の声の後にこれ撮ったよな…。
振り幅すごすぎw
個人的にはモノローグ多すぎてちょっとと思った。
脚本家の悪い癖なんだろうか。
ト書きで魅せるという手法が殆どなかった。
ラジオドラマでもいけたかもしれない。
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