「リフレインの嵐に泣ける!」弥生、三月 君を愛した30年 三輪さんの映画レビュー(感想・評価)
リフレインの嵐に泣ける!
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泣いて笑って歌って本当に良い映画でした。波留さんに惚れました。好きな女優ではなかったのに。成田君と波留さんの濃厚シーンはたまりませんでした(笑)。この作品は最初から最後まで、完璧なリフレインの繰り返しで、さすがに唸りました。例えばバスを追いかけるシーン。有名な映画にもありましたが、そのシーンをこれでもかというくらい繰り返すのです。墓参りしているのに、一方は隠れてその場を去るというのも同じことを繰り返しています。繰り返すことによって、人生は永遠に流転を繰り返すというようなメッセージに読み取れました。あと、ストーリーが過去現在を縦横無尽に行き来して展開されますが、これは知らなかった事実が明らかにされるという手法で、内容がものすごく重層的になって、感動が止みません。君膵のようなタッチです。それから時間の経過をうまく表現しています。時計だったり新聞だったり。そして、時間の経過の中での携帯の進化が表現されていてよく考えてるなと思いました。二人はいつも迷いの中にありました。それでも、高校時代に亡くなったサクラの存在がいつも軌道修正してくれている。守護霊のような働きをしています。やがて、幸せの方向に向かっていくのです。まさに、二人のつながりは奇跡なのです。私の思い込みですが、宇宙は困難を乗り越えてポジティブに生きて行くことができる人間になるために、人間たちを訓練しているとしか思えません。
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kossyさんのコメント
2020年3月29日
三輪さん、コメントありがとうございます!
繊細、芸術家タイプ、当たっているかもしれません・・・
仕事が暇になったら音楽作ろうかと思ってます。金の続く限り(汗)