海辺のエトランゼのレビュー・感想・評価
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中身が浅い
絵柄も好きだし色味も綺麗だし舞台も素敵で演出も素敵で観てみたけど内容がペラい。男が男を好きになるのはキモいのでは談義、女を好きになった方が幸せだという決めつけによるモメ、セoクスするしないでモメる…とか二次創作BLで散々読んだ。もっとエモいストーリーかと思った。声優さんとか効果音とかみんなとても良いのに肝心の内容が薄すぎて、なぁんだ……という感じ。1時間弱しかないのによくまとまってるっていうのは納得。よくまとまってて素晴らしい。あと攻めと受けの気持ちが唐突で置いてけぼりになるし、元許嫁とか、言うセリフとか全部ありがち。元許嫁と現恋人がキスするシーンとかホンマいらん。中身の問題。本当内容以外は全て良し。原作者さんの絵も本当好きだし…。漫画読まずにこの映画から入ったから色々はしょられて?意味わからない可能性もあるけど……。雰囲気が良いからもっと深い話を期待してた。
申し訳ないが理解は絶対に理解出来ない。申し訳ない。
『あいつ、ホ◯何じゃない?』
『やば◯、や◯い』
『やられちゃうか◯』
って会話をする男(物理的)のク◯ガキが出てくるが、つまり、どうしたらそう言った感覚が生じるかが理解出来ない。つまり、性的マイノリティに対する差別ではない。女性から見たら、こう言った◯ソガキでなければ良し。としている。つまり、ここの二人はそんな下品な所は無い。だから、美しい。従って『男はこうあってもらいたい』となるわけである。しかし、彼らは女性に全く興味が無い者もいるし、イケメンとは限らない。
つまり、性的マイノリティを理解する以前に、女性(物理的な)自体に対する男性(物理的な)の差別を淘汰しなければならないと思う。だから、女性にとってはストレートな男性の質の向上しか無いのである。
物理的男性諸氏は分かったつもりでいるべきではない。分からなくて当然で、性的マイノリティを理解する前に、女性への差別を無くすように努力すべきである。
申し訳ないが理解は絶対に理解出来ない。申し訳ない。でも、そうであっても、僕は別に構わない。実際にそう言った友達もいたが、彼らから疎まれる事もなかったし、逆に彼らを僕は尊敬しているが、彼らが性的マイノリティだから『凄い』と思った事は余り無い。
勿論、僕だけの哲学で『女性が社会を救う』と言った性差的偏見を僕は持っている。だから、駄目な物理的女性を見ると幻滅するのだ。
早く女性にこの荒れた社会を救って貰いたいと願っている。
『元始、女性は実に太陽であった。』
同性どうし
BL小説が原作の映画と知らずに見始めたら、まさかのこんな展開になるとは。
今の世の中でも多様性を受け入れる形が自然となされるようになってきた。それでも未だにそういった人達に対する考え方は、とても厳しいと感じる。
人間同士が好きになり、それがたまたま同性であっただけ。だけど、社会は、それを普通と認めずに苦しむ人達が沢山いると感じた。
それには、理解出来ない事に対する恐怖に近いのかもしれない。
理解出来ないのではなく、理解したく無い。
それが現実なのかな。
初めてこういった作品を見たけど、キャラクターの微妙な心情など細かく描かれていて面白い作品でした。
ボーイズラブ
洒落たタイトルに惹かれて観てしまったがなんとボーイズラブでした。
絵が綺麗で南の島の風情もあり見入ってしまいましたが途中からレスビアンぽいカップルが出てきたり妙な会話で設定が読めてきます。
独りでいつも海ばかり見ている少年が気になるのは老若男女を問わず人の優しさでしょう。
憐憫から始まる恋愛というのはありがちですが、本当の恋愛と言えるのか、男女に限らず奥の深い問題ですね。
心底から駿のことを思ってくれる幼馴染の桜子を拒絶し、実央には一方的に思いを寄せる駿、二人への向き合い方の違いが性にあるなら業が深いとしか言いようがないですね、尺が一時間足らずではテレビ並み、桜子と過ごした思春期に何があったのか、施設での実央の3年間はどんな暮らしだったのかもう少し描いて欲しかった。
作画もストーリーもメッセージ性も好き。
前一回見たときにほんとに感動というか、好きになった作品。
何よりこんなに作画が綺麗なBL作品見たことなかったし、身体の関係についてPG12とは思えないほど直接的な表現が多くてギャップに驚いた。
1回目見る前はBLとか同性愛を描いたエンタメコンテンツにまだ偏見があった。ちょっと過激に描かれてるんじゃないか。って避けてた。でも、これは作画が好みで見てみて、同性愛がテーマだって途中で気づいたけど、面白くて途中で見るの止められなかったなぁ。
この作品で一番私が感じたこと:同性愛だって、普通に恋愛なんだって思えたこと。
相手のこと好きだけど、ほんとに自分でいいのかとか、好きだけどまだ身体の関係は持ちたくない、とかこの中で出てきたいろんな悩みって男女のお付き合いのときと全く変わらないし。
そんなこと思ったら、なんで同性同士で恋愛しちゃダメなんだろ、って思えてきた。残念ながら、私は女性相手に恋愛感情持てなかったし、男性同士の恋愛ならコンテンツも楽しめるんだけど、女性同士は何故か避けてしまう。でも、同性同士の恋愛も「全然アリ」でしょ!っていう意見をもてるようになった大きなきっかけ。
元婚約者が主人公に「キスして」っていったらへんの場面が好き。
主人公の恋人がそのキス阻止するために自分がその元婚約者とキスしたとき。
「自分の恋人が他の人とキスして欲しくないから」っていうセリフ。
だって自分が好きなひとなんだもん。嫌だよね、って納得した。例えその3人のうち誰がどの性別であったってそれは変わらないよね、って。
あと、する、しないの話しあいも好き。したい、したくない、の気持ちって本当に双方の同意があるのが重要だよね。タイミングが合うときじゃないとダメだよねって。またおんなじ話になるけど、それは異性カップルでも同性カップルでもおんなじ。
ビジュアルは素晴らしいが…
遅れながら近所でやり始めたので観賞
最近割と増えてきたBLもの
門外漢と思いつつ観てみると丁寧な心理描写や
ストレートな表現が新鮮かつスリリングでもあり
映画を観た気分になれるので割と観ます
それでいて今作の感想は
美麗なビジュアル
魅力的な世界観
露骨に60分を感じさせる駆け足展開
性格変わりすぎ
なんでそんなにそういうのだけ詳しいの
などなど
ビジュアルに対して内容は少々残念な感じ
身の上話が後からわんさか出てきて
そっちにストーリーが進んでいく以外は
瞬と実央の関係にまつわる展開なのですが
すぐええっ!とかギャグ漫画みたいにおどける
シーンが多過ぎる印象
さすがにそこはシリアスにやりきろうよ
と思ってしまう感じ
前述の期待してた細やかな心理描写ってのも
そんなでした
やろうと思えば出来る感じなんがまた
もどかしく…
他の登場人物もそれぞれ色々ありそうですが
まるで触れないで進んでいきます
同性愛者であることに世間への抵抗がある
瞬の性格すらもハッキリ判んないくらいです
それでいて性交渉シーンはしっかりあったり
なんというかこういう言い方もなんですが
企画もののビデオ的な感じになってしまいました
まあ細かいことは気にしないでって感じで
観ればキャラクターもかわいいし魅力的なので
それでいいんでしょうけれども
それだけにしっかり作って今後に繋げて欲しくもありました
ガッツリ¥1800取る方式でどこまでやれてるかですね
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