「何とも甘酸っぱい」海辺のエトランゼ 白波さんの映画レビュー(感想・評価)
何とも甘酸っぱい
家族の喪失からなる孤独と、そこから心の触れ合いを描いた作品。
いわゆるBL作品です。
原作者がキャラデとして参加しているらしいので、作画のクオリティがとても高い。
田舎の美しさがよく出ており、小物にオリオン出てたけど沖縄が舞台?と思ってたらそうでした。
無垢に飛び込んでしまう少年と、それを受け止められずいなしてしまう青年。
ちょっと拗ねた感じな突き放し方が、何ともいじらしい演出でした。
かと思えばそこに女性を加えた、ほんのりな三角関係がまた良いアクセントでした。
何というか、すごく可愛らしいんです。
それとMONO NO AWAREのエンディング、この歌詞が最高だった。
何とも甘酸っぱい恋の物語でした。
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