クロース

配信開始日:

解説

サンタクロースの誕生秘話を新たな視点から描いたスペイン製長編アニメーション。落ちこぼれの郵便配達員のジェスパーは、暗くて寒いスミレンズブルクの町で、人を寄せ付けない不思議なおもちゃ職人クロースと出会う。一緒に町でおもちゃを配達することになった2人の間には友情が芽生え、やがてそれが長年争っていた住民たちの間のわだかまりを解いていく。2Dの手描きアニメーションながら、キャラクターを照らすライティングなどの新たな技術によって映像に3Dのような立体感をもたらしている。第92回アカデミー賞の長編アニメーション部門にノミネートされた。Netflixで2019年11月15日から配信。

2019年製作/98分/スペイン
原題または英題:Klaus
配信:Netflix
配信開始日:2019年11月15日

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第92回 アカデミー賞(2020年)

ノミネート

長編アニメーション賞  
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映画レビュー

4.5子供にも大人にもとても良い教訓と心地よい物語

2020年1月31日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

『スパイダーマン:スパイダーバース』は、フル3DCGアニメーション全盛の米国アニメーションに一石を投じたように、本作も2Dアニメーションに挑戦し、今なおそれが古くない表現手法であることを証明してみせた。争いの絶えない島に赴任した郵便屋が休業状態のサンタクロースの仕事を手伝うことから、島に平和が訪れる。『アナ雪2』でディズニーが制作協力を正式に結んだと報道されたサーミ族が、本作ではサーミ族という名前そのままに登場する。『アナ雪2』はモデルだったが、こちらはそのままサーミ族を出している。 手紙が届く、プレゼントが届く、という単純なことから内戦状態だった島に平和が訪れる。思いやりを人々は覚え、手紙を書くために文字を学び、コミュニケーションの大切さを知る。分断された社会を憂う作り手の気持ちが見て取れる物語だ。サンタクロース誕生秘話として、この上なく秀逸な作品だ。子供だけでなく大人にも教訓となる作品だ。

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杉本穂高

5.0大人も楽しめるクリスマス映画

2023年12月1日
PCから投稿

なるほどねー! サンタクロース・誕生秘話って感じもいいし。 サンタ誕生のきっかけが、島流になった郵便局員のノルマ達成。 訳あり〜。 「欲のない行いは、人を動かす」 最初はちょっと退屈ぽかっけど。 見てよかったなあ。ほっこり。

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ゆき@おうちの中の人

4.0サンタがないクロース

2021年8月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

2021年8月12日 映画 #クロース (2019年)鑑賞 スペインのアニメ映画で舞台は北欧の最果ての郵便局と言ってもディズニーっぽい作品です 監督がディズニーで「ヘラクレス」「ターザン」「ノートルダムの鐘」「トレジャー・プラネット」などのキャラクターデザイナーとして参加してたそうです。どうリで!

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とし

4.0サンタクロースの仕掛け人

2020年12月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

単純

幸せ

クリスマスなので視聴しました。 クリスマス、手紙、二手に分かれ対立する辺境の村の大人たち、元の暮らしに戻りたい放蕩息子の主人公に課された目標。 それだけで何となくストーリーも結末も分かってしまいそうで、それでも絵本のようにそして美しい世界観に引き込まれてしまいました。 主人公が自分の目的の為に子ども達らを利用してる所は引っ掛かりもやもやする部分はありましたがラストシーンは寂しくも爽やかで幸せな余韻を感じさせてくれました。また来年も観たいと思います。

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ゆきお