「独特な臨場感」1917 命をかけた伝令 いけいさんの映画レビュー(感想・評価)
独特な臨場感
個人的には戦争ものは少し敬遠傾向にあるのだが、本作は第92回アカデミー賞10部門ノミネート3部門受賞ということと、「アメリカン・ビューティー」のサム・メンデス監督作品ということで鑑賞。
戦争もの特有の残酷さは最小限におさえられており、良い意味での生々しさの中でストーリーが展開していく。何となく独特な臨場感だなと思って観ていたのだが、観終えて解説を読み「ワンカット撮影」と知り、そういうことかと納得。
戦争ものだけに軽い発言はできないが、良い意味で新感覚の戦争映画。スッキリとまとまっていて後味もテーマの割にはさほど悪くはない。
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