劇場公開日 2020年2月14日

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「まさに命懸けだ」1917 命をかけた伝令 fukui42さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5まさに命懸けだ

2022年1月7日
iPhoneアプリから投稿

2019年アカデミー賞の「撮影」「視覚」「音響」部門受賞作。
ということだけ知ってました(授賞式見てた)。

ストーリーはざっくり。
1917年イギリス対ドイツの戦争時。
「戦線から退避せよ」という将軍→大佐の命令を伝える兵士の話。
それだけですが。
真っ直ぐすすめは15kmほど。だけどそうはいかない。
待避壕の中を進む時もあれば、何もない野原の中を走る。
最初は二人、でも途中からはたった一人で。

静かなところと、砲弾行き交う中の爆音。
メリハリがすごくあって、もう何度も「わあ!」って驚いたり。
中盤以降は「走れ〜、行け〜」って、走れメロス状態の脳内。
自分の伝令が届かなかったら、より多くの味方が傷を負う。
いやいやどうする、どうなるの?とハラハラしどおしでした。

戦争物特有のどんより感(負傷とか)は、画面からさほど感じないので。
そういうのが苦手な人でも、大丈夫。
後意外な英国紳士俳優が、ゲストで出てました(ネタバレ省略)。

この話はサム・メンデス監督の祖父の体験や、戦友の話が参考になっているそうで。
その話も今の時代の時空を超えた伝令、だったのかもしれない。

⭐️今日のマーカーワード⭐️
「Yes、I will」(必ず届ける)

ゆき@おうちの中の人