「お手本」1917 命をかけた伝令 蛇足軒瞬平太さんの映画レビュー(感想・評価)
お手本
シンプルに魅せる作品。
一般的に長回しのカメラでの芝居の切り取り方は、瞬間的なセンスが問われる。
撮影中にラッシュを見てウンザリする事は
少なからずある。
センスのよいカメラマンは現場で一緒に作業をしているとわかる。
反対にこちらのテンションを上げてくれる、スタッフ、キャストはめちゃくちゃ多い。
熱意、技術、センスの高さは、
海外のスタッフから指摘される事も多い。
話しが始まらないので、
この辺にして、
本作では、
常に主人公はスクリーンの上手から下手へ、
走る、駆ける。
長回しの連続なので基本に忠実なのも納得がいく。
セリフに頼らずに、
ストーリー、テーマ、メッセージを
視覚だけで魅せるお手本のような作品。
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