「2020-17」1917 命をかけた伝令 かいりさんの映画レビュー(感想・評価)
2020-17
伝えたいこと。伝えたい人。
戦争映画は、その情報量の多さに整理ができず、苦手感はないのですが、毎回隣に林先生を置きたくなります。
本作は、その点、とってもシンプルでわかりやすい。しかも、ワンカット(風)で自ずと引き込まれる。
関係者の数も少ないから、それぞれのドラマや思惑といったものではなく、主人公とその友人のドラマ。
大切な人に会って伝えたいことと、大切な人の命を奪う戦争の悲惨さをダイレクトに伝えてくれました。これはワンカットの為す術かも。
主人公の友人役のディーン・チャールズ君、ほんとにリチャード・マッデンに似て、さらにタロン・エガちゃんにも似てますね。
個人的にこの兄弟の演技に心を揺さぶられました。
コリン・ファースや、ベネカン、マーク・ストロングといった大物俳優の出演シーンは、ほぼワンシーン(ワンカットなので語弊がありますけど)なのも、主役にスポットを置いたことで彼のドラマが際立ち、よかったです。
戦争映画では情報量を処理できず、脳内酸欠になるので必ず飲み物なり食べ物なり買っていくのですが、本日、上映時間を間違えて劇場入り→買ってる時間がねえ!
というわけで手ぶらでしたが、見入ってしまいおそらく瞬きすらしてなかったです🙊
ワンカット(風)だとわかっていたので、始まる前は物語的にはいくつのシーンなんだろうと数える気で満々でしたが、
見入ってしまい、エンドロールのときに手が✌️になっている自分がいました。
かいりたん、コメありがとうm(_ _)m最近、頻繁につまずく私ですが(((^_^;)本作は二度鑑賞しましたが、やはり二度目に深い理解を得ました。そう、大物俳優をチラ見せ…贅沢でしたねぇ(^-^)v一部劇場ではサーモグラフィー導入され、一安心。でも、油断大敵、ご自愛くださいますませm(_ _)m