「あの人たちは強くなんかありません。強くなるしかないんです。」大コメ騒動 栗太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
あの人たちは強くなんかありません。強くなるしかないんです。
ストーリーが地味。富山出身の配役も贅沢ながらも、地味。
時代背景がわからない人には、なぜ浜辺で米俵の荷積?と疑問もあろうけど、個人的には大正になっても船便がメインだったのかと感慨。おそらく川にはまだヒラタ船も健在だったのだろう。
米価の高騰については、シベリア出兵をその原因としている。実際どれほどのものかとググってみると、もののデータによれば、この映画の大正7年の米価は、前年大正6年より1.5倍に跳ね上がっており、更に翌8年には1.3倍に値上がりしている。大正6年から8年の二年間でいえば実に2倍にもなっている。貧乏人が困窮するのは当然だ。
にしても、地味だなあこの映画。ずっと井上真央がしかめっ面なのも窮屈。エンドロールを眺めていて、主題歌米米CLUB、タイトル「愛を米て」を見て、クスリとようやく一息ついた。
※(追記)なんでしょう? こんなレビューなのに「♥️共感」を押してくれた方がやたら多いなと思ったら、作品、映画館、俳優・監督、についてのチェックが皆無で、レビューにいたってはひとつもないって人ばかり。そのわりには、フォロー中とフォロワーが多数かつ同数という不思議。話題になってますってことにしたいサクラの方々? けしてこの映画を褒めていないんですけどね。
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これ書き足したらピタリと止まりました。今までもそうだったのかな?こういうの、あまり印象良くないよなあ。
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