「レーピン」ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像 ワンコさんの映画レビュー(感想・評価)
レーピン
レーピンはロシアの画家で、ロシアだけではなく、東欧や北欧では人気のある画家なんだと思う。
でも、あの題材になったキリストが、12万ユーロとは、結構安いなと思った。
先般観た「アートのお値段」からしたら、ちょー安い部類で、ニューヨークのアート・ディーラーは目もくれないだろう。
でも、こっちの方がリアルな値段なんだろう。
改めて、モダンやコンテンパラリーアートはバブってるんだなと思うし、アート・ディーラーは万国共通でクズ感満載に描いてるなと感じた。
最近(とは云っても何年前)は、レオナルド・ダ・ヴィンチが描いたのではないかと言われる、「自画像」とか「糸巻きの聖母」が見つかって、科学的検証でも、その可能性は高くなっているが、レーピンを持ってくるところは、フィンランド映画ならではなんだろう。
ストーリー自体は、家族の物語。
内容は、心温まるお話しです。
コメントする