「お弁当だけの映画、では無い」461個のおべんとう t.kokubunさんの映画レビュー(感想・評価)
お弁当だけの映画、では無い
親子物語は、今年に入ってよく見るジャンルです。
三年間休まず作った461食のお弁当、
まさに親の愛情の賜物ですね。人間の体は
食べた物で出来ている。これは何方かの言葉ですが
一食一食愛情を込めて作ったお弁当で育った
息子さんは、親の愛情通り立派に成長されたなぁ
とエンディングを見て感じました。
多感な高校生の、愛と友情と恋と、複雑な時期
をお弁当と言う素材を通して良く表現している
作品だと思います。決してお弁当だけの物語では
ありませんね。
卒業、と言う瞬間は色々な箇所で訪れます。
その時、精一杯生きたその数年間あるいは数十年間を
悔いなく生きられたと感じられたならば、
そんな素敵な事はありません。
バンド活動を続けながら、一人の息子に人生を
伝えたお父さん、本当にお疲れ様でした!
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