「悪な世の中丸出し。」許された子どもたち ゆきさんの映画レビュー(感想・評価)
悪な世の中丸出し。
結局世間は加害者を集団いじめしている。
加害者側の心情、被害者側の心情、それは当事者にしか分からない事である。私達外野は波風を立ててはいけない。
加害者は確かに裁かれるべきです。加害者の母親を過保護過ぎると思う方もいるでしょう、でも私個人はこの母親の行動に我が子に対する深い愛と強さを感じ立派だと思いました。私が母親なら世間体を気にして、つまり自分の可愛さが勝ってしまい、すぐに引っ越すだろう。戦う勇気などない。結局この家族ものちに引っ越しますが引っ越し先でもまた身元がバレてしまい、その時の学校クラスの生徒や先生の非道な行動に怒りを超えて失笑しました。お前達加害者いじめしてるよ今!って。何が正義だバカやろー‼︎ですね。
この映画の中でジーンと感動した所が一つ。それは引っ越し先の加害者学校クラスの男女が家に訪れた時の母親の取った行動。母親強し‼︎‼︎
2時間越えの長いストーリーでしたが良く出来ています。中だるみがあるかと思いましたが、最後まで集中して見れました。主役の男の子は目力強く、自然な演技で今後が楽しみです。柳楽優弥さん主演の誰も知らないを観た時のこの子天才かも!と思った時の事を思い出させる役者さんでした。
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