「DQN母子」許された子どもたち Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
DQN母子
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中学1年13歳の悪ガキが仲間たちと遊ぶ中、虐めていた少年を割り箸ボーガンで撃ち殺したことから巻き起こる話。
警察の誘導により一度は自供するも、付添人の暗躍により供述を覆し、不処分になるという胸クソストーリー。
まあ、警察も酷かったけど、何れにせよ13歳だし。
「この親にして」な思慮の足りない母親と、悪びれることのない主人公には私刑が待っていたという展開。
名前を変え住居を変え、新たな地での出来事は色々考える機会になるべきところだけど、結局は自分のことばかり。
反省か自戒か厚顔か狂乱か、どこへ向かうののか…。
いじめに関する討論に、ネットと私刑、被害者と加害者のその後や感情等々、色々と投げてくるけれど、なんだかどれも投げっぱなし。
胸クソの悪さは非常に良かったんだけどね。
ある意味リアルだけど、映画としては物足りない終わり方だったかな。
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