「未来は変わったのだろうか?」ドロステのはてで僕ら 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
未来は変わったのだろうか?
ヨーロッパ企画の映画は、以前に「リバー、流れないでよ」2023年を観ました。
今回の「ドロステのはてで僕らは」は2020年公開の映画だそうです。
ヨーロッパ企画と言えば、タイムパラドックスもの。
「リバー流れないでよ」も面白く拝見。
いったい何回、階段を上がり降りするのかよ?と、心配になる穂ほどでした。
この映画は、カフェのオーナーが自分の部屋のテレビに自分が写っていて、
驚きつつ会話するところから始まります。
それが未来(2分後の)を写すテレビで、2回のマスターの部屋と
一階のカフェの店員、お客巻き込み、
更にテレビを持ち運ぶことで、更に複雑になっていきます。
そして隣に入っている理容室の経営する女性(藤谷理子)をマスターが
気に入っていて、自分のライブコンサートに招待したことから、
理容師の女性も巻き込まれてしまう。
単純なようでいて、アイデア豊富です。
5階のヤクザ事務所路の組員も参入。
理容師の女性が拉致されたことから、マスターの武勇伝につながる。
ケチャプやシンバルの小道具の使い方も絶妙。
ラストでは時空局が未来から訪れて、あり得ない展開へ。
巧妙にラブストーリーに落とし込むあたり絶妙です。
「リバー、流れないでよ」とはまた一味違うところに
タイムパリドッグスものの奥の深さを感じました。
技アリの、面白さでした。
なにより爽やかな香りが素敵です。
琥珀糖さん、おはようございます。ご無沙汰しております。
この映画こじんまりしてますけど見終わった後の満足感がすごくありますよね。
だいぶ間が開いてしまって申し訳ないのですが、以前紹介してくださった「ファイティング・ファミリー」すごく面白かったです!レビュー書きたいなぁとチャレンジしてるのですが書きたいことがまとまらずに四苦八苦しているうちに時間だけが経ってしまって…。
そうこうしているうちにプロ野球もレギュラーシーズンが終わって…。ファイターズ、惜しかったですよね。明日からのCSも楽しみです。
関東はまだ夏日もありますがだいぶ肌寒くなってきました。そちらはもっと冷えてきているのだと思います。どうかご自愛くださいませ。それではまた