劇場公開日 2020年11月7日

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「ジブリ×アベンジャーズ×その他いろんなコンテンツ」羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ) ぼくが選ぶ未来 せつこんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ジブリ×アベンジャーズ×その他いろんなコンテンツ

2020年12月4日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

人間に居場所を奪われたことから人を恨む猫の妖精シャオヘイが、人間だが特殊能力を持つムゲンと旅(半誘拐)をするうちに成長していく話。
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中国のアニメということで、中国の色んな国のいい所を真似するっていう特質が上手くでてるアニメだったと思う。
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まずはジブリ要素。妖精達は森に住んでいたって設定はトトロと同じ。トトロって、昔人間と戦争をしていて負けたからあーやって隠れて暮らしてるらしい。そう考えるとこの話と共通するのかなと。
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次はアベンジャーズ要素。一応妖精の話なんだけど、人間に近いやつもいたり怪獣みたいなやつもいたり。それぞれ特殊能力を持ってて、終盤全く今まで出てきたことのない妖精がめっちゃかっこいい特殊能力を見せてくれるので、アベンジャーズエンドゲームを過去作見ずに見たような感覚に襲われた(笑)(人間たちを瞬間移動させてるやつかっこよかったっすよね!).
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電車のシーンなんてスパイダーマンのあの電車のとこをちょっと彷彿させるし、空に飛んでいって戦うなんて今までのヒーローもので何回も見たような光景。
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上げたらキリがないけど、あとは自分の核(?)みたいなとこに入ってくのは鬼滅無限列車でも出てきたし、インセプションでもあったし、最後の妖精たちの館はもう千と千尋でしたよね!!.
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こんな感じでぜーんぶみたことあるようなんだけど、そこにうまく中国なりのアレンジがあって面白かった。特にアクションの見せ方は今まで見たことない魅せ方だったかな。
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他者への理解というテーマも今の時代っぽいし、こういう作品ってアニメでも映画でも国内向けの傾向が強い日本じゃ作れない作品かなと思う。だからこそ、日本のアニメは面白かったりするんだけどね。

せつこん