「日本のアニメなら「パクリ」と言われるレベル」羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ) ぼくが選ぶ未来 死亡遊戯さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5日本のアニメなら「パクリ」と言われるレベル

2020年11月17日
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鑑賞方法:映画館

単純

幸せ

予備知識入れずに鑑賞したが、オリジナリティーや中国文化はさほど感じることなく、絵、展開が有名な日本アニメを彷彿させ期待外れ。
本作の売りであろうバトルシーンで何故世界的に有名な日本アニメの模倣なのか。

なぜ妖精(妖怪)より強い妖術を持つ人間が存在するのか等、説明不足も否めない。

キャラクターにより絵のタッチも異なり、それが妖精体なら全く問題ないが、妖精が人間社会に紛れる為の黒猫体が二頭身にまでデフォルメされてるのに、常に一緒にいる人間は八頭身と、対比は若干違和感があるが、だだ絵の躍動感は素晴らしい。

シャオヘイを巡って戦う2人が、スタジオジブリの故・高畑勲初監督作品「太陽の王子 ホルスの大冒険」(1968年 東映)のような作画で、そこまで日本アニメの歴史を勉強しておられるのは感心した。

死亡遊戯