「絵は、動きは、凄いぞ」羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ) ぼくが選ぶ未来 CBさんの映画レビュー(感想・評価)
絵は、動きは、凄いぞ
人間と共存しようとする妖精と、人間から住処を取り返そうとする妖精の争いの話。
中国アニメもここまで来た!ってことを目の当たりにできる映画。造形も動きも効果も、もうまったく遜色ありません。
キャラクターも、愛らしい、クール、猛々しい、いずれも見事に書き分けられて、お見事!
今回はチネチッタの LIVE ZOUND での上映だったこともあって、音の迫力もバッチリ。
あとは、脚本かな。プロットも面白いと思えたのだが、それを各シーンで描いていく部分は、まだまだよくできるんじゃないだろうか。
ムゲンとシャオヘイの心の通じ合い、フーシーが大義のために感情とは異なることを行う矛盾を超える決意など、もっと描けたら傑作になったんじゃないかな、と思えた。ロードムービー部分は、時々眠かったです。
それでも面白かった。
2020/11/8 追記
最近、"いいね" が来るな、と思ったら、吹き替えつけて、よりメジャーなところで再上映になってたんですね。おめでとう!
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kossyさんのコメント
2020年4月1日
昨夜、ボーっとブラックジャックのアニメを見てたのですが、エンドロールのアニメーターは中国人ばかり(100人超えくらい)!あぁ、こんなところで技術を学んでたんだな~などと感じてしまいました。