「予告編見た時は、何かムリに観たいほどじゃないとスルーした。」モンストラム 消失世界 うにたん♪(何観ても文句書きそうな気分)さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0予告編見た時は、何かムリに観たいほどじゃないとスルーした。

2024年2月17日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

単純

ところが地上波で観られる機会がやってきた。
合成はわかりやすいけど、問答無用の砂嵐は演出ギミックとしては良かった。

冒頭、乗客がばっさり死んでから、バスの中でオッサンたちがペットボトルの水を取り合ったりして、このシーンいるか?とか思った。
しょうもないシーンに時間を取る…早くもクソ映画の趣。
ただ荒野の中にバス一台の奇妙な風景をさらりと見せられるとちょっとだけ妙味がある。
砂漠に見えたがバスはガス欠まで走り、意外に地面が硬いのか?と思わせといて、地雷の処理や足まわりを見ると明らかに砂地で、バスがよく走れたな?とか…色々リアリティーを考証したくなる。

そして悪人揃いのはずが、ちっさい女の子一人に気持ちの悪いくらい親切…なんの冗談だろう。途中で「コイツらみんな死んでるんじゃないか?」と思ってしまうほどに…。

後半になると襲ってくる怪物が中途半端なCGで興ざめし、急激な改心で風体似合わぬ連中と泣くだけの子どものお話になった時点で「もうエエかな?」と。
途中まで砂嵐でバタバタと犠牲者出た時はちょっと面白い、どうなるのか?と楽しみになってきたのに、明らかに悪人揃いの連中が子どもに肩入れして善人面する内容では盛り上がりに欠けた。

うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)