「張り詰めた映像と演技に魅せられる」辰巳 よしてさんの映画レビュー(感想・評価)
張り詰めた映像と演技に魅せられる
最初から最後まで緩むことのないテンションで描かれる本格的なノワールでした。
主人公たちの行動原理は頭では理解できずとも、気持ちとしてはわかるため、ストーリーは飲み込めます。
俳優陣の演技もよく、限られたコミュニティ内の鬱屈とした閉塞感がよく描かれています。組織上部を描かなかったことで、よくある「あまり描かれてない巨悪がよく眠っている」展開にならなかったのも好感です。
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