劇場公開日 2024年4月20日

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「森田想のハチャメチャぶりが素晴らしい」辰巳 りあのさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5森田想のハチャメチャぶりが素晴らしい

2024年4月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

怖い

興奮

死人の指を落とし、歯を抜き、耳をそぎ、身元不明にするような死体処理の仕事をしていた辰巳は、弟がシャブの売人をし、シャブをくすねた事を咎めたが、その後シャブ中毒で弟は死に、天涯孤独となり、将来に希望も持てずにいた。その後、元恋人の京子が夫とともに刺された現場に遭遇し、一緒にいた京子の妹・葵と京子を連れ3人でその場を逃げた。結局、京子の命は救えず、最愛の姉を殺された葵は、犯人に復讐することを決意した。成り行き上、犯人を一緒に探すことになった辰巳は、生意気な葵と反発し合いながらも、彼女を助け、一緒に行動し・・・復讐は成功するのか、てな話。

名の知れた有名な俳優はほとんど出てない、マイナーな作品だったが、なかなか面白かった。
京子が刺されて重症だったから、たちまちその場から離れるのはわかるが、例えば病院の前まで連れて行って、119番するとか、救える手はなかったのだろうか?
未成年の葵がナイフで人を刺したり、銃で撃ったり、ちょっと飛躍しすぎな感じは有ったが、あれだけ後先考えない発言や唾やガムを怖い男に吐きかけるなどありえない行動を序盤に見せられると、なんだか応援したくなる不思議さが有った。
辰巳役の遠藤雄弥はイケメンでカッコよかった。
葵役の森田想はあんな下品な発言、行動、態度など、頑張っててなかなか良かった。そして、整った顔じゃ無いけど、愛嬌有って可愛かった。

りあの