「逃げ道のない孤島の恐怖」バニシング よしさんの映画レビュー(感想・評価)
逃げ道のない孤島の恐怖
孤島にある灯台を守る為に住み込む3人の灯台守。その孤島に小舟が漂着したことで巻き起こる惨劇を描く物語。
地味ですが、骨太の映画です。低い評価をされている方が多いようですが、私には佳作に思えました。
普通の市民である3人の灯台守が、ある出来事から「不信に陥り」「追い詰められ」、そして「壊れて」いきます。
その様子を淡々と映し出す描写は、所謂ホラー映画よりも恐怖を感じます。
あまり演技での評価をしたことがないジェラルド・バトラーですが、この映画での表情は良かったと思います。
前述の通り、観る人を選ぶ作品なのかもしれませんが、私には高く評価したくなる作品でした。
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