カット/オフのレビュー・感想・評価
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つめこみすぎじゃない?
もう途中から嫌気が差したけど、乗りかかった船最後まで見たけどさ、復讐の小気味よさもないし、あの金持ちホントになんの悪意もないやつだったの?だとしたら行動がひどい。話を引っ掻き回したいために脚本の無理が過ぎる。今風のゴテゴテ詳細こだわらないドカドカムービー。そもそも少女暴行ってのがドギツすぎるし、あんな目にあって翌日娘ニコニコ冗談言えるって精神強すぎんだろ。
サイコホラーサスペンスの良作!
だるむことなく一気に鑑賞
サイコホラー・サスペンス好きにはたまらない作品でした!
最後のほうで謎が解けていく感とラストが秀逸
金持ってるのにいい奴(ネタばれ要素)とか最高ですか
これは何回も観ちゃうやつです
雰囲気的にはシャッターアイランドかなーと(あっちの方が好きですが)
オチ明かされてないよね?
かなり面白かったけど、複雑で謎が謎のままで分からないことが多かった。
時系列を入れ替えたり、登場人物の容姿を似せたりして
見ている側が混乱するように出来ているようだった。
その点はちょっとズルいと思うのだが、主人公のポールが
解剖を直接できなくて通りがかりの素人に無理やり携帯で
やらせるとか中々面白いシチュエーションが多かったり、
インゴルフという謎の金持ちがめちゃくちゃ怪しいのにちょっと
彼だけコミカルだったり、様々なシーンで捻りの効いた演出が
多かった。
ただ分からないのが、殺人鬼のエリックが鍵を探していたが、
エリックが主犯であればガギを探すというのはおかしいから、
さらに黒幕が居ると思うのと、フィリップの妻の頭にあった
ハンナの電話番号を誰が入れたのだろうか?
エリックがそんなことして得をする事はないし、
夫のフィリップは同時期に自殺しているわけだから
それもないし、万が一夫の方が後で死んだとしても
自分の妻の頭に電話番号を入れるとか到底できることではない。
そうなるとインゴルフが怪しいのだが彼は凍った湖に
落ちて死にかけたわけだ。あれはポールが助けられない可能性もかなり
大きいので夏ならともかく冬にやることはあり得ないと思う。
どう考えてもエリックの言動は誰かに操られている感じであって
黒幕がいる事は間違いないのだがその辺がどうも明らかにされてないのが
スッキリしない。
ただ謎のままでわかりづらい部分も多いのだが
飽きさせない展開や演出で最後までハラハラして見られた。
中々大当たりのミステリーでした。
疲れた…
死体の中から次から次へと、手掛かりが。。特捜部Qシリーズを思わせるような陽も暗く極寒な地で猟奇的シーンが続き、ハラハラドキドキ引き込まれる。いったい、誰が犯人なんだ!?インターンがかなり怪しいと思ってたし、まさかのエンダか?と。リンダのストーカーであるダニーとどう繋がるのかなど色々ミスリードあり、考えてしまった。結局ダニーは出てこず。この映画が新しいのは検視官が解剖するのではなく、たまたまスマホ拾ってしまったリンダに遠隔操作でやらせること。。いくら命掛かってると言っても見ず知らずの人の指示に従い、ましてや死体を解剖するってできない。一番の功労者はリンダ。そしてインターン。冷たく当たられて可哀想になるし、ポールに近づいた理由がてっきり娘の実は彼氏だったとかではなく、自分の財団が支援する団体の理事長になってほしいって、なんだそりゃ。。ラストやはり、エリックはヘリにいたなと。最後の最後まで疲れた。結局首謀者はポールの元同僚とマフィアで、それぞれの娘をエリックに殺されたことの逆恨みから、エリックを使ってポールを嵌め、ポールが法を破り、娘を探すことで、達成したと思い、エリックを殺し、自殺するけど、何とエリックは生きていたということ。
孤立
この原題タイトルは、「孤立」だ。
嵐で孤立してしまった孤島。
そこで人知れず発生する出来事。
ストーキングを相談できずに孤島に身を隠すリンダ。
「ストーカーは便利な言葉」
リンダは、ストーキングの恐怖を理解もせず、世間はこの言葉を安易に使っていると言いたかったのだ。
ハンナが誘拐され、脅迫され、単独で行動を余儀なくされた解剖医ポール。
娘をエリックに殺害され復讐心を募らせるイェンス。
司法や社会は存外、被害者や遺族の気持ちを汲み取ろうとはしない。
そして、映画は、リンダとポールを中心に、エンダーやインゴルフやを巻き込んで、徐々に構築される協力関係を対比さるように、事件を解決の方向に向かわせる。
僕は、このストーリーはサスペンスの形を取りながら、孤独と協力関係を対比させることに重きを置いているのではないかと思う。
特に、リンダとイェンスの孤独は、現代社会の抱える問題そのもので、僕達が見て見ぬ振り出来るようなものではないはずだ。
遺族の欲するまま量刑を決めるということではなく、社会として遺族とどのように関わっていくかも重要なはずだ。
サスペンスとしては、エリックとイェンスの犯罪を絡まった糸の塊のように仕立てたのは興味深いと思った。
ただ、映画は目を覆いたくなる解剖の場面も多く、ちょっと過剰というか思わせぶりな人物描写や、既視感の残るシリアル・キラーの異常性、そして、ありがちな展開もあって、イラッとすることもある。
でも、僕は、まあ、楽しめました。
思慮不足の回り道
最近娘と上手く行っていなかった検死官が誘拐された娘を追って推理を繰り広げていく話。
箱の中から見つかったという異様な損傷のある遺体を解剖したら頭部から謎のカプセルがみつかり、カプセルの中に娘の名前と電話が記されたメモが。
電話をかけてみると娘が誘拐された様子でそれを追っていくストーリー。
異様な死体の数々や解剖の様子等、エグさやサイコっぽさは良い感じだけど、これってサスペンスだよね?という、何故か唐突な音で驚かせるシーンもチラホラ。
死体から見つかる一つ一つのキーワードは、特に何てことなくサクサク謎が解かれて行くのに、繋ぎのパートやそこに至る流れが、詰め込み過ぎの能書きたれ過ぎでまどろっこしいし、ミスリードを誘いたいであろう余計な描写もたっぷりでテンポが悪い。
検死官が検死結果に犯人を書くんですか?作中のセリフにもあったけど、ネタばらしされても何故だかまったく理解出来ない的外れなオチだし、結局誰が?とか、何の為に?とかいう何一つ回収されないネタもチラホラ。
しっかりみたらダメなのか、しっかりみられていなかったのか…自分が理解出来なかっただけ?
雰囲気だけでかなりムリがある展開で非常に長く感じたし冗長だった。
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