「原題どおり腐った奴ら」ロンドン・バーニング odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
原題どおり腐った奴ら
クリックして本文を読む
オープニング・クレジットで「事実に基づく物語」とでる、まあ、五輪の利権に絡む汚職収賄などは想像に難くないが英国市民ではないのでどんな事実関係なのか、よくわからないところが口惜しい。
これほどロンドン警視庁が腐敗塗れだったのが事実だったと思うとぞっとする。警察や司法が機能不全に陥ればアウトローの力技がものを言うのは西部劇でお馴染みだが現代の民主国家の英国でとは恐れ入った。
それにしても善人を装った悪党ほど始末に悪いものはない、ストーリーもそんな奴らに終始苦しめられるばかり、執拗に暗く描き過ぎでしょう。
アウトロー同士の闘いは一応決着のようだが、唯一正義感に燃える刑事も記者も抹殺され黒幕の大物が健在では突き放された思いで釈然としない映画でした。
コメントする