ドアロックのレビュー・感想・評価
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おもしろいよ
おもしろいよ。
だけどひねりが全然ないんだよな。
部屋に誰かがいるというシチュエーションはいっぱいあるからね。
昔読んだアンダーザベッドとの方が捻りがあっ良かったし。
単純なストーリーで特に特別な仕掛けがあるわけじゃないんだけど、
テンポの良さや演出で集中力途切れることもなく最後まで見れた。
悪くはないんだけどね。おしい。
こわっ
終始、感情的で支配欲の強い男性像を描いている。高圧的な刑事や、出世頭の上司にとりまく女性社員や、コンプレックスの塊なのにプライドの高い男や、「男性社会」を描きたいのか何なのか。
話を聞かない刑事と、話の通じない銀行に来た男性客と、話のできない真犯人。
「人の」というより「女性の」話を聞かない様が、ありありと描かれている。
映画終盤では、犯人と戦う女性の強さや、主人公を真ん中に背景をボカした都会の雑踏のシーンでは、画面の8割女性が写って占めていたり、女性社会への希望を示唆しているのかなぁとも思えた。
グロテスクなシーンも韓国映画らしく、文化やお国柄が出ている印象だった。シンプルに怖いと同時に暗に込めたメッセージ性に、言論や表現の自由度がうかがえる。
犯罪が起きるまでは…
警察は動かない。。各国共通なのか、この無力感。警察が無能すぎる。真っ先に犯人と疑われた奴も相当ヤバい奴だったけど、やっぱりダミーだった。管理人が真犯人は何となくわかった。途中からご都合主義もあったけど、韓国映画特有のグロさ、怖さがあった。けど、なぜ、特別美人でもないおばさん?がここまでして狙われるのか、?だった。親友は良い人。
一人暮らしのキョーフ!
ギョンミンの借りている部屋は常に管理人がいて、ドアロックもしっかりあって、防犯面ではしっかりしているように思えるのに、、、安全を守ってくれているはずの人が部屋に入り込んでいるのだから恐ろしい。寝ている時にシャワー浴びたり、添い寝したり、。気持ち悪い💦まさか薬を嗅がされてるなんて思いもせず、頭痛の原因とも当然思わない。
警察に通報しても「何か起きなければ動けない、調べられない」と相手にされない。日本でも時々問題になるけど、何か起きてからでは遅いじゃないか。結果、財布を届けてくれた上司は殺されてしまったし、同僚も襲われてしまった。
一人暮らしを始めた娘の事は、部屋で怪我したり、熱出したり、具合悪くなったりしたらどうしよう、大丈夫だろうかと常に心配はしてしまうけれど、こういうことが最も心配💦
観ない方が良かったかも😰
ハリウッド映画として...映画化か?
ある小説家が作り出したとされる "I have butterflies in my stomach" という言葉。そのことは、小説家自身の身に起こった事からか?人が緊張をした時の様子をこのように表現しているのか?
映画は、簡単にオープニング・クレジットが終わると、通勤電車から降りる一人の女性の姿をカメラが追っている。自宅のワンルームマンションに着くと薄汚れていて、ドアが向かい合わせのシンメトリーな廊下を通り抜け、部屋までいき、電子ロックを開錠すると部屋の電気が付かない。何故?と思う間もなく、苦しくもがく音だけがドア越しに聞こえる。
場面が変わり、ワンルームの部屋でまだ朝が早いのか、主人公のギョンミンが眠っていると、ベッドの横では......?
始めは気にもしないちょっとしたことだった。ある朝、朝食の牛乳が...少ない?次の日も...そして次の日も...自分の部屋にある物が少しだけ元にあった位置とか量とかが変わっている。極めつけは、ドアの電子ロックの番号を隠すカバーが上にあがったままだった。自分が几帳面すぎるのか?自分の部屋にだれかが入ったのでは?ギョンミンは警察に相談するもいつもの答えがステレオタイプ的に返ってくる。”事件性がないとね、動けないの”と...
女性として"触れられない3大アイテム"の1つ便座。この映画製作者は、男性が知らない女性心理をうまく利用している。
あまりにも深刻そうなギョンミンに対して"Don't cry and don't be sorry." と友達思いのヒョジュの言葉。そのことが、女性同士で手をつないで繁華街を歩く文化なのか...それも昔の事。
そんな中、友達のヒョジュと手掛かりを頼りにある家に入ると、そこには縄で縛られた女性が意識なく寝ていた.....(極端なミザリー的描写)
最初、何の知識もなく映画を見始めたので、脅かすだけが目的の"jump scare"の手法を多用している異常性格の連続殺人者であるストーカーが彼女の部屋までやってきて襲い掛かるただのスラッシャー映画と思い込んでいた。ある意味軽い裏切りのある本作は、ホラーやスリラー映画を衰退させる元凶とされている"jump scare"とは無縁の映画で襲ってくる相手が見えないシチュエーションがどちらかというとジワジワと締めるように迫りくる危機を巧みな演出で見る者を飽きさせないシナリオとなっている。しかも、どのシーンもラストのシナリオの伏線でしかないことが、明らかになった時に、個人的には、信じられないこととして、一番最初のシーンまでさかのぼり、映画を振り返ってまで、もう一度見直している。今までにしたこともない行動をしてしまっている自分がいた。親友ヒョジュの言葉が、今抱える韓国社会の暗部か?
Why do you always let Park do that thing?……So frustrating.
You're too nice. That's your problem.
Do you know what the nice people in this country?
"Pushovers."
この映画の変質者の主張、でも.....
Do you need a reason to like someone?
そして、”孤独”という言葉の裏返しのように人から無視されることを極端に嫌い嫌がる
I'm nothing.
Look straight at my face!
無冠の帝王テリー・サザーン。脚本家の1人として参加した囚われ女子映画最高峰と言ってもよい?「コレクター(1965)」。主人公の台詞 "He see it that way, that makes it good?" フレディとミランダがピカソの絵について語った台詞が、共通するように人として芸術と女性を理解しない人を描いている。それはピカソを蒙昧のせいで理解でいない視聴者に対するあてつけか?
キューブリック監督の映画「シャイニング(1980)」やキングの小説の映画「ミザリー(1990)」をオマージュしているところが散見する映画でラストのシーンはやりすぎ感丸出しなところがあるけれども意外なシナリオと韓国の街並みの殺伐観が半端がないところも一見してもよいかもしれない。
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