「明日が来ること、1週間があること、 それがどれだけ恵まれていること...」水曜日が消えた にあさんの映画レビュー(感想・評価)
明日が来ること、1週間があること、 それがどれだけ恵まれていること...
明日が来ること、1週間があること、
それがどれだけ恵まれていることかと
気付かされる映画だったと思うけど、
友達が居なくてもたった1曜日しかなくても
働かずにあんな広くて綺麗な家に住めるなら
なんでもいいなあ…と思ってしまった
各曜日働いてるのかもしれないけど、、
<めも>
月:(赤)バンドマン
火:(青)主人公 旅行ブログ書いてる
水:(白)スポーツ
木:(茶)絵描き
金:(緑)園芸家
土:(桃)ゲームプログラマー
日:(橙)釣り
各曜日のことを1人1人として、
統合することを「1人になる」て表現するの
良かった
主治医「16年かあ」
火曜日「2年と4ヶ月です」
ここが分からなかったなあ💭
事故の映像の繰り返しがちょっと多かったような
血液を花びらで表してるやつは綺麗だった
もっと付箋細かく写してほしかった
そうしたら繰り返しや止めながら見る楽しみができた各曜日の日常とか普段のやり取りみたいなを
ドラマ化してくれたら…絶対面白い
各曜日で人格入れ替わることを周りに伝えて
人格共通の友達を作って、
旅行行ったりしてみてほしい
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◇備忘録ネタバレ
(描かれていない憶測含む)
転校の際、好きだった子にキーホルダーをもらう
引っ越し先に向かう車の中で
おもむろにそのキーホルダーの紐を引っ張ると、
それは防犯ブザーでけたたましい音が車内に響く
突然の大きな音に驚いた運転手である親が
ハンドル操作を誤り車が大破するほどの大事故に
事故で両親は亡くなり主人公だけが生き残る
自分が原因で事故を引き起こしてしまったこと、
両親を失ったこと、で心が耐えきれず、
多重人格を発症
1日ごとに人格が入れ替わるようになる
24時間区切りで規則正しく人格が入れ替わる
稀な症例でもあるため、
研究対象として投薬治療を受けていたが
実は時間の経過から心の傷が回復し
1つの人格に統合されようとしていた
しかし担当医はそれぞれが各曜日を
充実して過ごしていることを知っていたため、
1曜日1人格を壊さないような投薬などをし
本来のデータは改ざんしたものを提出していた
そこに改ざんを暴くため
助手として別の医師が派遣されたことで
正しい治療となり、どんどん人格が統一され、
最終的に月曜日と火曜日だけが残ることとなった
主人公は火曜日で、
いつもなら迎えるはずのない水曜日に行けた
=水曜日が消えた、がタイトル
火曜日はそのまま、水曜日、木曜日まで行けて、
月曜日は、金曜日、土曜日、日曜日も過ごしていた
月曜日は曜日ごとの人格が
消えていることを知りながら
このまま自分の人格で統一できたら良い、
と考えていたが、
火曜日や小学校の旧友の言葉を受け
7人格で生きていくことを決める
その決断に当たって、
各曜日には各曜日の人生があり、
それぞれが大事にしている人、
大事に思ってくれている人たちがいることを
月曜日、火曜日が実感したことが大きく影響する
事が起こる前は報連相が徹底されておらず
火曜日が面倒を押し付けられがちだったが、
エンドロールでは各人格が付箋でしっかり報連相や
コミュニケーションを取り
うまくやっていることが分かる