「コンセプトが秀逸」水曜日が消えた ポンチョさんの映画レビュー(感想・評価)
コンセプトが秀逸
曜日毎に別々の人格が現れて、記憶もそれぞれの曜日のものしか存在しない。
そんな中「水曜日が消えた」。
多重人格や統合失調を抱えてる人…だけでなく、世間的には正常とされている人の中にも多様な側面が存在するもの。
職場の私。家族の中の私。。学生時代の友達ウチでの私。。。
その事に気付かせるきっかけになる映画なんだと思います。その場その場での「自分」を演じる事も、それが楽しければ、ま、エエかな?と(笑)。
一貫した自分自身なんて、幻想なのかもしれませんね。他者との関係性の中で、自分の形もつくられていく…。
贅沢を言えば、脇キャラにもっと活躍して欲しかった。脇キャラ達が主人公(かなり特殊な主人公ですよ!w)に関わる動機が、もっと劇的であって欲しかったですね。
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