「タタタン、タタタン、ター、タタタン?」EXIT ケイさんの映画レビュー(感想・評価)
タタタン、タタタン、ター、タタタン?
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面白かった!冒頭は親の古希祝いにホテルで親戚一同が集まるシーン。いい年して無職のチョ・ジョンソクは親戚からも馬鹿にされ、居場所もなく、義理兄たちは両親におべっか使いまくるなど、飲めや歌えの大宴会。挙げ句、ホテルの食品をリュック一杯持って帰ろうとする母親。恥ずかしい。そのホテルには学生時代のボルダリング部で告白して振られた後輩ユナがおり、無職の自分の境遇を隠すも、恥ずかしい。結局バレてたんだけど。この一連の感覚は日本と一緒で微笑ましい。ここから、有毒ガステロが起き、話が急展開。チョ・ジョンソクの三枚目が大活躍。所々笑えるシーンも入るので緊張感はないのだが、見ていて楽しい。途中ドローンが大活躍し、ユナと二人のガスからの逃走シーンがリアルタイムでニュースで中継されるなど、工夫があり、有り得ないけど楽しめる。ラストも二人の恋が始まるだろう爽やかな展開で終わり、めでたしめでたし。仮にハリウッドでリメイクされるなら役者も二枚目で、よりシリアスだろうけど、こっちのが楽しいかな。こんなテロのために、屋上に鍵はしないでほしいけど、別の安全管理の面で無理かな。せめて自分の体重を支える位、鍛えなきゃと思った。
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