「【"低"タワーリングインフェルノ。 コミカル要素を絶妙に絡ませたサバイバルムービー。カラビナは二人の心を強く結ぶ。】」EXIT NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【"低"タワーリングインフェルノ。 コミカル要素を絶妙に絡ませたサバイバルムービー。カラビナは二人の心を強く結ぶ。】
前半は韓国儒教思想に基づく人々の姿をコミカルに描きつつ、ヨンナム(チョ・ジンソク)の”就職できずに、寝て食べて排泄して、ちょっとクライミング練習”の情けない日々を過ごす姿を描く。
が、”事”が起きてからは、トム・クルーズもビックリのビル壁面フリーソロ、巧みなザイルワークを駆使してのビル間綱渡り。
実に格好良い。
ウィジュ(ユナ)の一応上司であるイケメン店長のコレマタ情けない言動・行動。(ハニーとか言ってないで、店長として働け!。ヘリ脱出シーンでは”君は乗らなくて宜しい・・”などと、大人げない事を思いながら、楽しく観賞。
が、有毒ガスはどんどん二人に迫って来る・・・。
泣かせるシーンもしっかり挿入され、(学習塾に残された子供たちの救出を優先させる所や、街の人々がドローンで彼らを助けようとする姿など・・)
ハラハラしながら、心は二人とカラビナで結ばれ、屋根の上を彼らと走る私。(このシーンも、ミッション・インポッシブル:フォールアウトにあったな・・)
ラストシーンのカラビナに絡む、ウィジュがヨンナムに掛ける言葉も実に粋である。
<実に面白き、韓国コミカル・パニック・恋愛ムービー:・・参りました。>
■蛇足 ユナさんを映画で見るのは、「共助」以来2作目だが、心の片隅で”頑張れ、アイドル邦画・・ 恋愛の見せ方は色々あるぞ とも思った。
スキーで急斜面で転んで、急斜面過ぎて止まらなくて、やばいと思ったことくらいですね。僕、むかーし、スキーのゲレンデ案内雑誌で、会社に内緒でゲレンデライターのアルバイトしてたことあるくらい、多少スキーには自信あるんですけど、その時は油断してて、スキーのスピードも合わさって、ヤバイって思いました笑