ジャングル・クルーズのレビュー・感想・評価
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最も重い呪縛
ジャングル・クルーズ
東京ディズニーランドでも開業時から存在し
ウォルト・ディズニーが体験したアマゾン川探訪を
アニマトロンで再現した名物アトラクション
ディズニーランドなんか30年近く行ってない
気がしますがそれでも知ってるアトラクション
それを映画化ってのは面白い着眼点だと思いました
ただ特に思い入れもないので映画化に関しては
相当オリジナル要素が入るんだろうなと予想
していました
感想としては
船長フランクがやってる観光船の仕掛けが
全部ヤラセってのは面白かったし
予想通りジャングルの奥地に秘宝があって
うんたらかんたらという折り入った話に
してまとまっていました
それだけに近年お約束のポリコレウォッシュ
部分が露骨でそこにうんざりするだけでした
登場人物の女性への改変や
リリーがスカートはかない事への強調など
あまりにくどい
でも露骨にしないとそういうのに
目くじら立てる層「でも」理解できるように
しないといけないんですかね
映画って描写にそれぞれメッセージ性が
あって演出するものだと思いますが
ポリコレで台無しになります
そんなもんで埋め尽くされた映画の
評価は大して上がりません
グローバルスタンダードを誇る
ディズニー映画に絡みつく呪縛のほうが
この映画で出てくる呪いよりはるかに
どうしようもなく感じます
これは4Dで楽しむしかない!
ディズニーのアトラクションがベースのストーリーなんですから椅子が動いて当たり前!
っちゅーか、4D以外で楽しみ切れるのか?
…ってな疑問があったので、もちろん4Dで観ました!
結論は…4Dで2時間以上もあると疲れるんです(^_^;)
欲しがるならば、あの滝に飲まれたかった!(笑)
主要な登場人物、全員クズ。
主人公のリリーは冒頭で泥棒。マクレガーは片棒かついでる。
フランクは中盤をすぎてもまだ詐欺行為。
悪役の皆さんは言うにおよばず。
途中で「こういう事情があったんだ!」というストーリー展開をするので、
ちょっとほだされそうになるのですが、いやでもこいつ泥棒じゃん?という印象がぬぐえない。
ディズニーらしくポリコレには配慮しまくりで、
典型的にはズボン姿の女性は珍しく、それを印象付けることで逆に解放を訴えているようなのですが、
いやいやいやいや、おそらく当時の女性でもジャングルの探検行くならズボンくらいはくでしょ。
っていうか、上流階級の女性はジャングル行かないし、現地民は男女関係なく普通に行くでしょう。
その上でリリーが自由で強い解放的な女性!というエピソードが何度も出てくるのですが、
時代背景的に相手の善意・紳士っぷりに全面的に頼った傍若無人っぷりです。
それこそフランクは二人をピラニアの川に突き落として手荷物を頂戴していてもおかしくないのです。
悪役にも社会的な良識があるのはディズニーコンテンツということもありむしろ好ましいと思うのですが、
主人公側が、相手の良識を盾に一方的に踏みつけるような行動をとるのはあまり好ましいものではありません。
・・・と、文句っぽくなりましたが、さすがディズニー。映像美は大したものです。CG?細けぇコトはいいんだよ。
ストーリーとしてもちゃんと冒険モノとしてまとまっていますし、緩急のつけ方もよいです。さすが予算がたっぷりあると違いますね。
ふらっと映画でも見ようかと思った方に、気軽におすすめできる良い映画ですね。
ただパイレーツオブカリビアンのギミックを、舞台をジャングルに変えて焼き直したような、という感じが否めません。
「パイレーツオブカリビアンのような興奮が再び!」「共通点もたくさん!」ではないです。ネタの使いまわしっていうんです、こういうのは。
あと子供連れで行くのはやめたほうがよさそう。グロシーンが多々ありますし。
ディズニーアトラクションのカリブの海賊を意識して期待してパイレーツオブカリビアンを見るとあまりのグロさに戸惑うと思いますが、ジャングルクルーズでも同じような感じになっています。
美女と野獣の時のような子供向けに作ったのではなく、
かつてジャングルクルーズが好きだった子供で、今は大人になってしまった人たちを対象に作った映画のようです。
序盤に本家アトラクションへのリスペクトといじりが詰め込まれていたのでその後の展開にとても期待したのですが、
途中からはアトラクションからはかけ離れていきました……。それが残念。
【まとめ】
・大自然の映像がよいのとジャガーがかわいいので☆5
・本家アトラクションへのリスペクトがないのと、ポリコレ棒で紳士を殴るスタイルが鼻につくので☆マイナス1.
確かにそのフリもあったけど…
アマゾンのジャングルに存在すると言われる比類なき治癒力を持つ花を求めて現地入りする植物学者の女性とその弟&現地ガイドの冒険譚。
イギリスの学会らしきところから話は始まり、他の学者たちから相手にされない姉弟が、ヒントとなる矢尻を奪取していざアマゾン!というところにドイツ皇帝の末っ子がちょっかいを出すストーリー。
「月の涙」とか「クリスタルの涙」とか判り難くなるし映画なんだから名前を統一してくれよ〜と思いつつ、とりあえずインチキくさいチャラガイド兼船長の船に乗りクルーズが始まって行くけれど、なんでこんなキャラにしたんだ?という超ガンコ、というか通り越して身勝手な主人公にイライライライラ。
ドタバタコメディテイストがもっと強ければやりすぎギミックもやりすぎチョビヒゲも面白かったのかも知れないけれど、そういう感じでもないし、結局チョビヒゲとのバッティングがなければ超楽勝ってことですよね。
そして何より、手に入れてどうしたの?映像付きの論文?最終的に言いたかったのって…え゙っ!?ウーマン・リブ的なこと?治癒力とかどうでも良かったの!!
長〜いエンドロール後に何かフォローがあるかなともおもったけど、補足もオマケもなく、なんだそれ?という状態で放置された感じ。
【”美女と野獣 ジャングルカスタイマイズバージョン” ジャウム・コレット=セラ監督とディズニーのタッグが生み出す安定した品質の作品。ディズニーの名作のエッセンスも巧みに織り込んでいます。】
ー 今作は、明日から配信でも観れるようだが、
”映画は、映画館で観たいよね!”ということで、映画館へ・・。
クルージング映画ならばという事で、4DXで鑑賞。ー
◆感想
・アマゾン川で、観光客向けのクルーズ船の船長フランクを演じるドウェイン・ジョンソンのムキムキ筋肉と、漂い出る人柄の良さは、役にピッタリ嵌っている。
・イギリスから、遠路はるばる”奇跡の不老不死の花”を求めて、弟マクレガーとやってきた、”考える前に行動する!”と言う能動的な植物学者リリーを演じるエミリー・ブラントも、お得意の”闘う女”の風情をややコミカル要素も加えて演じており、魅力的である。
・今作の時代は第一次世界大戦中と言う設定
ドイツ貴族の末裔で”ゲルマン民族万歳男”ヨアヒムをジェシー・プレモンス(太ったか?)が、憎み切れない真っ赤な軍服が印象的な悪役を演じている。
ヨアヒムも又、”奇跡の不老不死の花”を求めて、アマゾンへわざわざ潜水艦まで持ち込んでやって来る・・。
・フランクのサービス精神旺盛な迫真の”ジャングルあるある”の仕込みなども、オモシロイ。
・フランクと、過去の悪行によりジャングルの魑魅魍魎に取り入られたアギーレとの関係性が明らかになる過程や、フランクの正体が分かるシーンなどは、多少ストーリーが粗いが面白く鑑賞。
・映像はVFX満載だが違和感はなく、流石のディズニーの映像技術も大画面で堪能できる作品。
<今作は、ディズニー映画の中では小品になるのであろうが、ディズニーの名作のエッセンス
ー 分かり易い所では、「白雪姫」。男女が逆ですが・・。ー
なども巧みに織り込んだ、コミカル要素の強いアドベンチャー作品であった。
私は、千葉のネズミがうようよといるTDLには敬して近づかないが(ディズニーの関係者ではないという事が言いたい・・) 今作はご家族、恋人、一人でも映画館で観たいモノである。
クルージング映画なので、出来れば4DXで鑑賞すると、面白さは更に増すかと思います。>
ディズニーランドでの楽しい思い出も擽ぐりながら楽しめる
IMAXにて鑑賞。
舞台は100年前。アマゾンのジャングル奥深くにどんな病気や傷も治す万能花があるという神話を現実にあると睨みE.ブラント演じるリリー姉弟が探しに旅に出る話だ。
彼女たちは航海術があるわけではない為現地の訳あり船長のD.ジョンソン演じるフランクを船長として共に旅に出る。
ディズニーランドに行った人なら誰でも遊んだ経験があるであろうジャングルクルーズの世界を序盤は非常に楽しめる。
中盤以降はパイレーツオブカリビアンシリーズを彷彿させるような展開。
500年前に万能花を巡り争いを起こし、その争いを起こした当事者たちが森に呪われ醜い姿で不老不死と化す。
醜い姿にはならなかったもののフランクもまた川から離れることができず、そして死ぬ事もできずに500年以上今まで生きてきてる。
万能花で世界中の病気などで苦しむ人を救いたいリリーと、不老不死から解放され永遠の眠りにつきたいフランクが中盤からは互いの目的を掴もうという姿が明確に描かれていく。
互いに目的が違う事から中盤はぶつかり合うもの最後はフランクはリリーの為に戦い、リリーもまたフランクの自由な為に戦い最後はフランクは不老不死の呪いから解き放たれ自由に生きることを再び始め、リリーもまた万能花の一欠片を手にしこれから世の中を救うスタートを迎えたところで作品は終わる。
こういう世の中の状況下もあってしばらくディズニーランドには足を運べてないがジャングルクルーズの楽しさを思い出しながら且つ今作の世界観もまた楽しむことができ、非常に楽しい作品であった。
この作品の特に好きな所はコメディシーンが多いところ。リリーもフランクもおちゃらけたシーンが多く特にリリーの弟はいいキャラしていて彼で笑顔になるシーンは沢山あるのがいい。
そんな笑える中でもリリーとフランクのカッコ良さも魅力的に描かれておりその緩急がとても見易くて好きだった。
中盤からはパイレーツシリーズの世界観が若干強く感じるがパイレーツシリーズのファンにとってはとても見やすくエキサイトできる作品だと思う。僕はパイレーツシリーズの大ファンだが今作をとても楽しめた。
最後は誰もがハッピーな展開をはじめディズニーらしく子供から大人まで誰もが楽しめ、そしてようやく呪いが解かれ自由に生きることが許されたフランクのこれからの活躍を早くも続編で期待したくなる形で劇場を後にできる。
小さい頃からよくディズニーランドに行く事があっただけにあのアトラクションをこうして映画作品化し思い出と共に新たな旅へ楽しませてくれるディズニー映画の凄さ素敵さに改めて感動させられた。
機会があれば4DXでも見たいと思う。
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