「王道の冒険ファンタジー」ジャングル・クルーズ odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
王道の冒険ファンタジー
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ディズニーが宣伝通り人気アトラクションのジャングルクルーズをアドベンチャー映画にしてしまいました。期待に違わずハラハラ・ドキドキのクルーズで楽しい時間を過ごせました。
アマゾンの探検は20世紀初頭の英国の探検家パーシー・フォーセットの実話を基にした「ロスト・シティZ 失われた黄金都市(2016)」をはじめ度々映画化されている、王立アカデミーや時代設定を似通わせたのもオマージュかも知れませんね。激流下りやドイツ軍が出てくるあたりは名作「アフリカの女王(1951)」にインスパイアされたようです。
ドウェイン・ジョンソンさんも「ランダウン ロッキング・ザ・アマゾン(2003)」でアマゾンを舞台にしていますね。舞台はボルネオのジャングルだったが不老不死の花を探すのは「アナコンダ2(2004)」と一緒。古代文明の謎解きはインディージョンズ風、妖怪が出てくるのはパイレーツオブカリビアン風となんとなく良いとこどりの既視感はあるもののエンターテインメントとして良くできています。ユニークなのはまさかのUボートや船長のペットのジャガー、番犬より役に立ちますね。他にも川イルカや蛇など多彩、こんな演出ができるのもアニマルCGに強いディズニーならではでしょう。
探検ものはリアリティ志向のせいかハッピーエンドが少ない気がしていましたが流石ディズニー、思い切りファンタジーに振って万事めでたし、めでたしの王道でした。
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