「flowからのaway ラトビア ブルーの世界」Away しまさんの映画レビュー(感想・評価)
flowからのaway ラトビア ブルーの世界
ギンツさん25才の作品「away 」リバイバル上映、武蔵野館。
今上映中の映画 商業評判は別にして、ここでのホントの評価の高いもの選んでみた。
flowと世界感共通してる 人類の終焉の世界、awayの作成が先と。
flowはエンドロールの後 干上がったクジラが押しよせる水で息かえし、
海でジャンプしてた、希望があった。
awayは やっとの思いで 黒い影から 逃げたのに、そこにはやっぱり白い影がウヨウヨ待っていた、っていう
死からの回避、生存への新たな恐怖、外の世界にでる時のある意味オタクのギンツさんの恐怖が投影されてると感じた。
awayは20代のオタッキーな若者の持つ未来への潜在的な恐怖を描いており、
flowはそこから脱却した後の まだ大人になりきってない、無垢でありながら
大人の残酷性と 次に待ち受ける「生命の未来」への期待がある。
きっとギンツさんにも社会活動や、カノジョでもできたのでしょう、
意識の変化があったんですね。。
タイトルは きっと 「away 」長い長い時間をかけた孤独な作業の中、
どこかに、 解き 放れたかったから、でしょう。
そして未来の成功も確信しながら
称賛と評価という待ち受ける 潜在的恐怖を 白い巨人で表したのでしょう。
言葉として「flow away」うまく関連付けたと思います。
新宿武蔵野館 時代劇「陽が落ちる」の直前に観ました。
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