不実な女と官能詩人のレビュー・感想・評価
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世紀末のパリの退廃的な雰囲気でも味わうかと思って視聴。安っぽい電子...
世紀末のパリの退廃的な雰囲気でも味わうかと思って視聴。安っぽい電子音楽みたいのが流れるのがイマイチで、ドビュッシーの音楽とかもっと使えばいいのに、と思ったが、それは無い物ねだりか。ヒロインもイマイチ好みではなかった。しかし何だかんだ言っても、しっとりした落ち着いた映像と微妙な倒錯心理を交えた独特の雰囲気の映画になっている。
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フランス語
仏語がすべて素敵な呪文として綺麗に映してくれる。
写真や映像って深く記憶に残るよね。
いやいや、参りました。
見る度に違う感想、違う発見がありそう。
絵画みたいに見る角度、光の当たり方、まわりの音、匂い、自分の感情で見える色は違うよね。
映画っていいね💕
恋愛と詩作と
ピエール・ルイスという詩人を私は知らなかったのですが、そういえば「ビリティスの歌」は映画にもなって有名ですね。
Niels Schneider 演じるピエールが写真に凝って。ちょうどコダックのカメラが登場した19世紀末の時代です。やや暗めの画面が美しい。
女性の衣装や髪型も素敵でした。
詩の引用もあり文学的な作品でもあります。
(ヒロインのMarie de Régnier も詩人で小説家。)
邦題のイメージほど官能的ではなかったです。
(当てが外れて?)寝てしまった男性客も。
けっして扇情的な映画ではありません。
エロスがテーマなのではなくて、この時代のひとりの女性の生きかたを描いた作品だと思いました。
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