きみの瞳(め)が問いかけているのレビュー・感想・評価
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償うことの意味。7つの贈り物のよう。
7つの贈り物のような作品だが、もっと扱う業が深い。でも、本作は横浜流星が最後まで肉体を保てるのが救い。
主人公は、やりたくて悪くいたのではなく、悪縁を切れない生い立ちだったからで、元々優しい性格だからより辛い。
本作もまた、横浜流星が暗い状態からスタートする。
赤ちゃんの頃に母親が海で無理心中し、自分だけ生き残って養護院で育った、横浜流星演じる塁。
しかし、ヤクザ入りした養護院時代の悪い仲間の用心棒として組織の裏切り者に暴力を振るっていたところ、裏切り者は自分でガソリンをかぶり火をつけて転落。そこに警察が来て3年5ヶ月の懲役を受け出所した。
捕まる前は、ボクサーとして育成して貰っていた最中、裏でヤクザの賭けボクシングにも選手として手を出してしまっていた。
出所後、お酒の配達の手伝いをしながら、駐車場の管理人をするアルバイト生活でなけなしの暮らし。
そこに、前管理人のおじさんと管理人室で週1回テレビを見るために訪ねて来ていた盲目の女性、あかりがやって来る。
見えないあかりが感じ取るほど、疲れた空気を纏っていた塁だが、あかりが助けを必要な場面に度々出くわすうちに、あかりを幸せにしたいとの思いから生き方が変わって来る。
アルバイトを掛け持ちし、出所後お世話になったジムに謝罪に行った時はもうするつもりがなかったボクシングを再開してタイトルマッチの賞金を狙い、あかりの助けになればと犬を飼い、毎日あかりの家に帰る。
目の見えないあかりもまた、運転中に上記ガソリン男が火だるまでビルから落下して来たところに目を奪われ、後ろに乗せていた両親と視力を亡くした女性。
それでも懸命に日々手探りで料理し身支度を整えて出勤し生活する毎日を過ごしていた。
おじさんだと思って出会った塁が実は若いと後から知り、上司に襲われそうなところを訪ねて来た塁に守って貰ったり、塁あっての生活に変わっていく。
塁もあかりもお互いが生き甲斐の愛に溢れた生活となり、ボクシングの賞金を手にしたら結婚やあかりが失明前に学んでいた美術の小さなお店を持とうとも話して、前を向いていた。
しかし、塁は自分の起こした事件で追い詰めた相手がガソリンを被り目の前で自殺した様子を見たがために、あかりが失明したと気付く。
刑務所では刑を償ったが「償う」とはなんなのか。
養護院でのシスターの「できることをすれば良い」と聞いた時、断ち切ったはずのヤクザからまた賭けボクシングの誘いが来て、表のボクシングより賞金が多額なので、網膜剥離も新たに起こしているあかりが視力回復手術を受けられるよう、一度だけの条件で誘いを受けてしまう。身元も捨て、死ぬ覚悟で挑み外国人相手に勝利はしたが、組の上位層の中では勝ってはまずかった試合。約束通り賞金は入り、あかりは手術を受けられるが、塁は報復を受けて刺されてしまった。
手術後、累が帰宅しないのであかりは立ち退きにギリギリまで応じずに待ち続けていたが、塁は別名で後遺症患者になっていた。
あかりは陶芸でお店を出し、店名は累の洗礼名アントニオ。休みの日は塁のケアを通して覚えた理学療法マッサージで病院にボランティアに行く日々。
ある日、見えるようになったあかりは、患者として塁のマッサージをするが、累が一言も話さないし名前も変わっているので、身体に触った感覚であれ?とかすかに塁の感触に気付くが、わからなかった。
もう陰であかりを資金支援し身を引く気持ちでいた塁は、あかりと偶然再会できたのに、名乗れない。
それでもあかりはまた、塁にリハビリを頑張る希望をくれた。冬になり、退院して松葉杖まで回復してお店を訪ねる塁。あかりはお昼を買いに出ていてすれ違いだったが、愛犬すけが塁を追って走り出す。
そこでもあかりは再会した塁に、前に病院でマッサージした人としか気付かなかったが、お店に置いていた、塁の育った養護院から届いたオルゴールに累が涙していたと聞き、やっと気付き後を追うも会えない。
前に累が連れて来てくれた、母が心中した海をあかりが訪ねてみると、そこで心中をはかる塁がいた。
やっっと再会でき、「ただいま」「おかえり」を交わす2人。
横浜流星がとても自然に、
・人として迷いがありながら、居場所がないので不良行為を重ねる
・その罪で、相手の家族や目撃者など、派生する犠牲者とその事情心情を本当の意味で理解した時、どうすれば本当の意味で償えるのか、苛まれる
・相手の幸せを心から願う時、死の覚悟もでき、幸せになってもらう為に、身を引く
・明るい居場所を求めながらも、そんな事を求める資格がないと律する
それぞれの重く難しい感情を表情で伝えて来る。
鑑賞中一度も、演技上手いな〜とは思わなかった。
元々塁にしか見えないから。
こんな素晴らしい横浜流星が、
一度足を突っ込んだ反社から命がけでも足を洗えるかの恐怖を伝えてくれるし、心の底から足を洗うきっかけになるあかりとの出会いの後、目が見えないため嗅覚が敏感なあかりの指摘で、一生懸命足を洗って、真っ白なスニーカーに履き替えている。
本当に足を洗い、新しい人生を生き直そうとしている様子が映像描写もされていて、良い演出だなと思った。
塁は元々、悪い事に罪悪感を感じるし、
出所後も遺族や迷惑をかけたボクシング場に謝罪に行っている。あかりに過去を聞かれ咄嗟にあかりに意地悪を言ってしまった時も、後から謝っている。
そういう素直な性格にも関わらず、もうボクシングとは距離を置きたいと思っていたにも関わらず、ボクシングが身を助けあかりを助け、収入源にもなりながら、ヤクザとの関わりを断てない理由にもなる。
それでも、養護院のシスターが育ててくれた素直さが、人生を導いてくれたと思うし、同じように素直なあかりとうまくいったし、あかりが塁が振り込んでくれたお金で陶芸のお店を出しつつ塁のために学んだマッサージも続けてボランティアをしていたからこそ、あかりとまた出会うことができた。
偶然また会えたあかりに、声も出せず、気づいて貰えないけれどマッサージされるシーンが、途轍もなく切ない。こんなことになった原因も全て自分で、因果応報が辛すぎる。
養護院のシスター吹雪ジュンが神様の使いのように、塁を助けていく。
辛い時に温かさをくれる場でもあり、塁の話を聞いてあかりへ伝わる場にもなり、シスターが大切な人にとシュシュをくれて素直に届けに行ったからあかりが襲われるところを助けることができ、そのシュシュをつけてボランティアするあかりと、シスターが送ってくれたオルゴールが繋いでくれた。
救いようのない絶望的な状況でも、助けを求めて素直にまっすぐにいれば、業を心から反省し償えた時、神様が巡り合わせを起こしてくれるのかな?
恋愛系の作品で、一番好きな作品。
フィクションではあるけれど、あかりの事故とその原因が繋がり過ぎ。...
フィクションではあるけれど、あかりの事故とその原因が繋がり過ぎ。あと、刺された時点で亡くなったそうなのにそうじゃないのと、2年後に再会するのは時間あき過ぎでは…
お店の開店とか軌道に乗ってるタイミングを考えると、仕方ないけれど…
でも、目が見えないという役からか、吉高由里子さんの屈託のない自然な美しさが光っていましたね。
ラスト15分、2人の演技に感動しちゃった
ずっと観たいと思っていた作品
最近の流星くんの演技で「流浪の月」を観て
それ以来とても気になっている存在
結果…今年の報知映画賞で主演男優賞とってる
この作品では影のある演技の中にも
透明感があって引き込まれました。
ボクサー役…結構、彼のハマり役ですね!
吉高ちゃんは難ある役を見事に演じていて
素敵な俳優さん
そして、やべきょうすけさんは
あの様なアニキ的な役柄が合いますねぇ👏👏
クローズZEROを思い出しちゃった
重ためな印象の中、観進めていたら
だいぶベタな恋愛映画に映ったんけど
ラスト15分の話の展開には
久しぶりに映画で号泣しちゃいました。
ラストの流星くん
死んじゃうの?
ここで終わっちゃう??…って思いながら
観進めていたけど…
光の差し込む感じや風景も良かったし
大好きな横浜の風景が出てくるだけでも良き良き👍⭐️
ハッピーエンドに終わるあたりは
安心感に包まれホッとするし
観て良かったなぁと思えた😊
韓国リメイク
この作品だけ観たらいいなぁと思うのだろう。
しかし、wowowでやっと観られて喜んだのも束の間、駐車場入り口のやりとりで、すぐソ•ジソブとハン•ヒョジュの作品が思い浮かんだ。
乱暴な言い方をすると、日本の国で日本人俳優が日本語で韓国ドラマを演じた印象。
リメイクというともう少し設定やシーンを変えているのを見かけるが、ほぼ同じ。
風呂場、古そうなアパートなのに洗濯機の横に扉なしで洋式トイレ。外人向き?
長い階段を上ってのアパート、これには意味があるんだ、必要性があるんだ、最後まで観ても無かった。
上司に襲われた時、なぜ流星がうまい具合に入って来る?映画でないので、カットされていたのだろうか?
お墓?なぜわざわざ洋風?
塁あての荷物、勝手に開けていいのか?
目が治ってからの吉高由里子、活躍しすぎ。たった2年で駅前にあんな大きなお店、持てる?
韓国版は、もっとこじんまり。
韓国版でも思ったが、入院する時、偽名なんか使えるの?
闇の賭博試合なんて、日本にもあるの?
違うのは、海辺の風力発電のところ。意味あったかな。シーグラスの話の為?
主役二人の年齢の逆転。主役が皆上手く演じられていてどちらも有り。
吉高由里子が、手術前後で極端なぐらい人が変わって違和感があった。
ここが、ハンヒョジュ、自然なのです。
もう少し違う展開を観たかったです。
最高のペアです。大好き。
もう何を言おう、横浜流星と吉高由里子が最高っていう話。横浜流星にハマりつつあったから見てみただけで、、全く期待してなかったけど、ほんっっっとに最高だった。見てよかったなと心から思えた。やっぱ横浜流星イケメンすぎるし、感情すらなくなってた横浜流星がだんだん恋して柔らかくなっていく感じもよかった。でもやっぱり格闘技やってる鬼強な流星も最高、、、。そしてなんといっても由里子さんね。演技っていうより素のキャラあれだよね、って思わされた。いやあキャストが良かったわ。それに話も1本の映画とは思えないくらい色んなことがあってめちゃくちゃ感動できて、しっかりハッピーエンドだからほんとになんかもう最高って感じでした。
女の子向けと思って侮っていました
目が見えなくなった女性と挫折を経験したボクサーの話。
目が見えなくなった事で自分にとって感じるものが多くなった。
障害を持った女性を演じる吉高由里子さんの演技は、すばしかったです。
目が見えなくてもそれでも誰とも変わりなく生活していくの自分にとっては、想像もつかない部分でもありました。
ボクサーを演じる横浜流星さんもスポーツを元々していたのもあって、地下格闘技のシーンはなかなか見応えのある部分だなと感じた。
目が見えなくなくてもお互いに見えているものがあることがある。
ストーリーとしては、純愛のものでとてもかっこいい人間像で描かれてるなと思いました。
所々目を伏せました
塁が対マンからの刺されるシーンが残酷的で、少し早送りしてしまった。
かねてから吉高由里子さんのファンで、映画館で観ようとしていたけど、こういう痛々しいシーンがあることを見越して劇場に見に行くのはやめました。
結果早送りしてしまったので、その選択は正解でした。
(町田啓太さんのボスっぷりは、東京リベンジャーズを見てる気分になりました笑。そちらに彼は出てないけど笑)
そんなシーンを含みながらも、
あかりが目が見えるようになったシーン、すくが塁に気付いて呼び叫ぶシーン、
彼が塁だと気付いて探しに外に出るあかりのシーンは映像がとってもきれいで三木監督だな〜って、らしさが全面に表現されていました。
迎えにきたあかりと再会し「おかえり」と声をかけられた時の塁の柔らかい表情は横浜流星さんだからこその、少年のような健気な表現ができたのだと思う。そこではつい涙が、、
そして全てをかっさらっていくBTSの楽曲は本当に素晴らしい。
コメント欄で誰かが書いてましたが、事故に遭ってICUに入るまでの重傷を負った彼女(吉高由里子さん)だからこそ、この役が出来たんじゃないかと思う。
事故に遭った人にしかわからない"時の経過"や"感情"が繊細に表現されていたように見え、とても感動しました。
見つめあう二人の瞳が…美しい
吉高由里子(明香里)の微笑む顔
そして明るい声
横浜流星(塁)の無口な男の眼差し
と優しさを醸し出している
ふたりには出会う前に接点が合った
彼女の目が見えなくなった原因が…
彼と関係していた
…脚本が上手~く出来ている
彼女の目を治すため危険な仕事に
挑戦して殺されたと思ったが…
終盤にかけてBTS の音楽と共に
感情が高まり盛り上がる
……ふたりが会えますように
と願いつつ。。
すれ違いが切ない
戻る場所があってよかった
…横浜流星の闘う姿は力強くて
カッコいい
主人公をとことんどん底まで落としていく
まずすごく違和感あったのは岡田義徳さんが自殺するシーン。
単にビルから飛び降りたらよいものを態々オイルを用意し火をつけて火だるまになり飛び降りする。(最近の事件からも火を点けるときは他人を巻き込みたい衝動があるように思う)
よってほぼあり得ないと思う。
ただ、ドライバーを釘付けにし交通事故を引き起こさせる発端だろうけど
まだ、見えない目撃者の吉岡里穂さんが交通事故を起こすシーンの方が少しマシかな。
でもどちらも元は韓国映画で交通事故で目を見えなくするのが韓国のやり方なのか?
しかしどん底まで追い込むなあ、不幸な生い立ちの横浜流星さんを・・・
最後の方でやくざの仕返しで刺されるシーンは2回思い切り背中から刺しているのに死んでいない。ここで死んでいたらとんでもなく暗い映画になってしまうが・・・普通あの刺し方だと死ぬよね。
これは美男美女の映画だからお約束なんだろうか?
普通のストーリーでは誰も見てくれないから極端な展開にするんだろけど
やはり元が韓国作品は私には受け付けないな。
最後に吉高さんと流星さんの演技はすごーく良かった。これだけが救い。町田さんは合っていない気がする。
面白かった!
目が見えないってどんな感じだろう。おじさんではなかったと分かった瞬間、自分だったらもっと怖がったと思う。でも何か感じたのかな?
篠崎累が明香里を「まもる」と言ってすぐにボクシングに本気になった、その本気になるスピードがすごい。直感なのかな?そんなにすぐ人を守ると決めて、好きと思って力が出るものなのかな?自分があまりに自分本位に生きてるからこんな疑問が出るのかな?他人のためにあれだけ本気になれるってすごい。疑問出るくらいすごい。
明香里の職場の上司は最悪。あれはなんだ?でも実際にうじゃうじゃいるのだろうな。なんなんだ?男は弱い立場の女を見つけると自分で独占したくなるのか?
そんなことでしか自分の存在意義や満足感を得られないなんて本当に可哀想な人間。どこにでもいる、最悪な人間。
最後は明香里の目が見えるようになって2人が再開できて、ハッピーエンドで嬉しかった。失明しても手術でそんな見えるようになるのかな?すごいな。
もっとそれからの2人も映して欲しかったな。最近は最後に衝撃的な死が現れて終わる。みたいな映画が多い気がしたけどハッピーエンドで終わるこういう映画もいいなあ。別にそんなびっくりさせて欲しいわけじゃないからね。
俳優だった
横浜流星、キラキラな名前にキラキラな立ち位置だと思っていた。が、この映画で彼が俳優であるとしっかり認識した。
吉高由里子、安定的演技。
目の不自由な方と接する仕事をした私にとって彼女の演技はリアルだった。
そしてストーリーの端々にあるディテールもまた印象深い。
色んな波に揉まれると丸くなるシーグラス
盲目者にとって仕事の範囲が限られてしまうこと。顔を触って粘土で彼を思い返すシーン。
反社要素が入るとチープな演出になりがちな日本映画。そして目が簡単に見えてしまうようになり、裕福とまで言えるような生活になったところは少し作品としてイージーになってしまったのでラブロマンスの立ち位置になってしまったが、決して作品が壊れた感覚にはならなかった。
総評して程々に良い映画だった。
最後が…残念
最後が いまいち ぐっーとこなかった。
もう少し 感動させるシーンにして欲しかった!
途中までは、色々とワクワクドキドキ泣けたりと
良かったです。
劇中にかかった
BTS の曲は、
海へ行ってシーグラスを拾って
ボクシング🥊に打ち込んで
小さな犬🐕を飼って
明るい未来が開いて一緒に住む
シーン✨✨
あのシーンと合ってて
それは、とっても泣けた…。
裏の地下でやる反社会的な試合ねー😅
だめよ!だめだめって思いながらも…。
あの幼馴染役の町田啓太
『ギルティ』のドラマ出たときめっちゃイケメン❣️て思ってた❗️
君の瞳…は、役でゲッソリ痩せてる〜!
横浜流星も顔ゲッソリやなぁ〜
横浜流星の身体 素晴らしいわぁ〜
横浜流星の虜になる〜!
これは結構好き
いつもの恋愛映画なんだろうなーって思ってたらずっと見入っちゃいました。吉高さんの目が見えない演技がすごい上手くて可愛いくて、素晴らしかったです。
内容もすごく良い。最後が1番良かった。
再会出来た時に名前を違う名前で語るなんて、、、絶対切なすぎる。。
でも分かってもらえて会えて良かった。
本当にいい映画。
良い、良いんだろうなと思って見たけど良い
すてきです。
小さい頃、母親が自殺してしまい家族はいなくて、孤児院(?)のシスターさんに育てられた主人公の男性。
とある事故で目が見えなくなってしまった主人公の女性吉高由里子さん。
警備員をしてるおじさんにいつものように話しかけて
おまんじゅうとかあげたりして世間話してたら
全然知らない声の人。
おじさんはもう仕事を辞めていて、横浜流星がそこの後継バイトでした。
そんな偶然から2人は出逢います。
そこでいつもおじさんとドラマを見るのが
吉高由里子の日課だったけど、知らないおじさんに変わってしまって、帰っていると
見たければ見て良いとおじさんに言われ
その日から2人はそこで会うようになり
惹かれ合うお話です。
なんかすごい純愛って感じでした。
本当に主人公の彼は、彼女のことが
大好きで大好きで仕方なかったんだなって
見てるとふしふし伝わってきます。
昔のことを聞かれてケンカになったりしてましたが
元々彼は、ボクシングをしていて、その裏では悪い組織の用心棒や、地下格闘技でお金を稼いだりしていたからでした。
そのせいで三年近く逮捕されていました。
目が見えない中での仕事はコールセンターの仕事で
目が見えない方を受け入れて仕事をできる環境の職場でしたが、上司からセクハラを受けてました。
ある日、家に押しかけてきた上司に無理やり変なことをされそうになっていて、横浜流星が偶然家に来て助けます。
昔用心棒してただけあって、脅し方がこわいです。
指おってきます。
ですが、吉高由里子は、仕事なくなったらどうするのよ、責任とってくれるの?と言いますが
とると、言ってきて、かっけーなおいでした。笑
それを言われて、突き放す吉高由里子でしたが
後日、退職届をだして、彼の働く警備室にいき
責任とってよねと。
そして2人は一緒に暮らし始めて、吉高由里子に出会って、もう一度ボクシングをがんばろうと彼はボクシングを
一生懸命やって、バイトも頑張ってました。
吉高由里子のご両親は交通事故で亡くなってしまって
それは、吉高由里子がわき見運転をして亡くなってしまったのですが、ビルの上から火だるまの男性が落ちてきてそれに目を取られて事故して、両親を失い、視力を失いました。
それを聞いた横浜流星、呆然となり、実はその原因は全て自分の追い詰めてた人だったからでした。
用心棒で追い詰めた人が、自分で体に火をつけて
ビルから落ちてってしまったのです。
自暴自棄になっている中で
チャンピオンになるまでの最後の方の試合まで勝ち続けていた時に
昔かかわっていた悪い人たちから
地下でものすごい金が動くから戦えと言われます。
そんなとき、吉高由里子さんは
目が見えないうえで、さらに目の病気にかかり
手術しないと、もう完璧に目が見えるように
なることはない状態になってしまいます。
悪い組織のひとたちは、女がいると知って
彼女の家の扉に、組織のマークのスプレーの落書きをしたりして、横浜流星をおどしにかかります。
彼女に危険が及んでほしくないことから、
地下格闘技に出ることを決意します。
勝てば二度と関わらない、賞金を出すという約束の上で
チャンピオン戦があるのに、それをけって出場します。
試合に出る予定だった選手が変わったと、リングに立つ直前に言われた横浜流星。
出てきたのはゴリゴリのムキムキ黒人さん。
出来レースでした。
ばっちばちにされて、横浜流星が負ける試合に仕組まれてました。
が、まさかの横浜流星勝利!
試合後は、吉高由里子のもとから姿を消すつもりではいたのですが、賞金を吉高由里子と、火だるまでなくなってしまった男性の家族へ振り込みます。
勝ててよかったね!ってなってたら、そりゃそんな上手くいくわけなく、手下のやつに、後ろから刺されてしまいます。
吉高由里子の手術は無事成功し、視力がもどります。
ですが、横浜流星は行方不明。
家を建て壊すから退去しなきゃいけないけど
横浜流星が戻ってくるかもと、ずっとしぶっていると
横浜流星宛に贈り物が届きます。
それはシスターの彫り物がされた箱でした。
その箱の送り先にいき、シスターと話します。
そして二年後。
吉高由里子は自分のしたかったお店や、ボランティアで病院でマッサージをしたりいろんなことをしていました。
病院でマッサージしていると、最近入ってきたけど喋れないという男性に出逢います。
名前は高橋。
吉高由里子は、視力が治ってから彼にあってないため、顔がわからないけど、何か違和感を感じていました。がとくになにもなく終わってしまいます。
そこから、横浜流星は彼女のお店にいき、シスターの箱を見つけます。
蓋を開けると、吉高由里子がよく口ずさんでいた歌がオルゴールで流れます。
その音楽を聴きながら泣く横浜流星にスタッフさんは驚き。
店を出ると、横浜流星に犬が吠えながら近寄ってきます。
そう、2人が飼っていた用心棒のスクです。
飼い主ってわかるからすごく吠えてて、すぐを散歩させてた吉高由里子は、あっ、病院の!ってなるけど、それで終わりで、いつもはおとなしいのにどうしたの!スク!って。
なんかすれ違いヤダァぁーー!!!!ってなって
そのまますれ違い、店に戻った吉高由里子は、スタッフさんに
このオルゴールそんなにいいですかね?
泣いてる人がいた。と言われて、ハッとします。
この歌を聴いて泣く人は横浜流星しかいないからです。
大急ぎで探すけど見つからない。
けどどうにか海辺で見つけて、横浜流星はあのとき
お母さんと同じように自殺してしまう気だったのですか?
あなたのいる場所はここじゃないって。
おかえり。
ただいま。
で終わります。
ハッピーえんどおぉぉ。
いい映画でしたが、全員が壮絶な人生すぎて
やばいです。
最近は主演の人がよくても中身があまりな
作品が多い中で、この作品は
期待して見てもすてきでした、見てよかった作品でした。
わたし/ぼくの瞳(め)が見つめている。ただ君だけを
オリジナルは2011年の韓国映画『ただ君だけ』。
監督は三木孝浩。
吉高由里子と横浜流星のW主演。
韓流ラブストーリー&恋愛映画の名手&美女とイケメンという、これ以上ないくらいの組み合わせ。
話の方も然り。
将来有望視されながらも、過去に犯した罪でキックボクサーの道を絶たれた塁。
心を閉ざして生きるある日ひょんな事から出会ったのが、明香里。彼女は不慮の事故で視力と家族を失いながらも、明るく前向きに生きていた。
惹かれ合う二人。塁も再びキックボクサーの道に挑戦する。
だが、明香里の失明の事故と塁の過去の罪にはある接点が…。
幾ら元ネタが韓流ラブストーリーとは言え、ここまでドベタか!
美男美女が出会って…
ラブラブ満ち溢れた一時。
が、急転直下。
純愛と悲恋。
あり得ないシチュエーション、展開。
途中で何となく分かってきたが、二人のまさかの接点。
そしてそれを知った時…
明香里が塁との接点を知った辺りで終わったら余韻残る悲恋ストーリーだったが、その後も出し惜しみ無いくらいのラスト・エピソードでハッピーエンド。
運命の究極の愛。
もう、ここまでくるとファンタジー!
でも、最近久しくこういうTHEメロドラマ!を見ていなかった気がするので、何だかんだ見ちゃったね。
海辺のシーンや部屋のカーテンから差し込んでくる美しい光の演出。三木監督の映像美や繊細な演出はいつもながら健在。
主演二人は好演。
吉高由里子の盲目演技は見事。役作りとして実際に目の不自由な人に会って話を聞いたり、目隠しして日常生活を体験。ナチュラルに明香里という役の心情を表現。
吉高が“明”ならば、横浜流星は“暗”。罪を背負った青年の苦しみを寡黙に体現。また、中学時代に極真空手の世界大会で優勝した事もあるらしく、劇中のキックボクシング・シーンではキレのあるアクションを披露。
二人のやり取りはコミカルであったり(出会った頃、目が見えない分他は何でもわかると言いつつ、塁を“おじさん”呼ばわり…)、甘くもあったり、切なくもあったり、本当に主演二人が作品を魅力的に支えている。
他キャストでは、塁のコーチ役のやべきょうすけ。この人は気のいい兄貴分が合う~。
それから、“すく”も。
演者の好演や映像は素晴らしいが、先述の通り設定や話の流れは、よくもまあ恥ずかしげもなくやったもんだ。
せっかくキックボクサーとして再び軌道乗ったのに、愛する人の為にまた裏の世界に戻るなんて、オイオイ…。
クリスチャンとか裏世界の地下格闘技試合とか、邦画では全くとは言わないけど、ちと違和感。
何よりラスト・エピソード。ハッピーエンドであるけれど、あんなに蛇足に感じるくらい描くかね…??
ツッコミ所や難点は多々あるけれど、
見えなかった世界に光が差し込む。
罪は償える。
結び付けた愛。
タイトルは“きみ”や“問いかけている”となっているが、こう感じた。
わたし/ぼくの瞳(め)が見つめている。ただ君だけを。
光がきれい
2人の雰囲気がすごく良かった。映像の光が柔らかくて気持ち良かったです。そこに格闘技が入ってくるので、コントラストがすごい。ストーリー的には確かにご都合主義のところもあるかもしれないけど、それ以上にピュアさに癒される映画でした。
塁に対してシスターが、あなたを許していないのはあなただけよ、という言葉がしみました。そこ、多いよね。紆余曲折を経て、あかりは視力を取り戻し、塁は格闘技を通じた人生を終える。カルマだね。
最終的に2人が報われて本当に良かった。人生捨てたもんじゃないと思える映画になっています。
吉高さんの笑顔に惹かれました
吉高由里子さんの笑顔がとても印象的でした。
自分が同じ立場だったらこんな明るく振る舞えるのだろうかと思ってしまうほど、明るく前向きに生きている姿は素晴らしいと思います。
ただ、全体的な話の流れとしてはありきたりな想像していた通りに物事が進んでいったので、ある意味何も考えずに見れる作品なのかなとも思いました。
エンドロールや作品中に流れる主題歌もこの映画と合っていて、心地よかったです。
2年後
のっけから吉高さんに鷲掴みにされる。
くるくる動く表情があどけなく可愛いらしい。
まるで韓国ドラマを観ているようであった。
盲目ではないが事故で視力を奪われた彼女。過去に傷をもつ社会からドロップアウトした元キックボクサー。そんな2人が育むとても切ないラブストーリー。
よく出来た脚本だった。
特に彼が姿を消した2年後からの展開が泣ける。
彼は地下格闘のファイターで、1度足を洗ったものの彼女の視力を取り戻す為に再びリングにあがる。
それまでの展開が淀みなく流れるからこその結果ではあるが、彼の心情を思うと辛いのだ。
2人は彼女の視力が戻らない時に出会い、そして離れる。彼が彼女を見つめる視線はどこまでも優しく温かい。逆に彼女は彼の顔を知らないままに別れる。
視力を取り戻した彼女は彼と分からないままに再会するのだ。そして彼には名乗れない事情が幾つもある。
感情を押し殺す彼の心中たるや…よくぞ堪えたとその一途な想いに泣けてくる。
彼は退院し彼女の店を訪ねる。
彼女が店を後にしたのを確認してからだ。
その店は2人でいた時に話した叶うとも分からない夢だ。店の名前は「アントニオ」可愛らしい品揃えとはかけ離れた名前だけれど、これは彼の洗礼名なのだ。
金木犀の鉢植えを手にし店を出て行く彼。
通りを歩く彼に犬が吠える。
スクだ。
彼が彼女に送った犬だ。
スクは飼主の匂いを覚えてた。スクが2人をまた引き合わせるのかと思ったが、そうではない。
彼女はまた立ち去っていく。
ラストシーンは海だった。
彼の母が彼を連れて無理心中しようとした海だ。
このまま悲哀の物語で終わるのも止む無しと思ってた。彼は頑なに自分を隠し、彼が描いた幸せな未来も確認できた。これ以上望むのは贅沢だ、もう十分だと、海に歩き出す彼の姿が語ってた。
そこに掛かる言葉…「ルイ!」
自分の名前だった。
振り返ると彼女が立っている。
全てを理解し受け入れてるかのような表現で。
「ここじゃないよ、帰る場所は」
どれほど嬉しいのかと思う。
「おかえり」
彼は、ようやく許されたのだと思う。
この「おかえり」を言う前の吉高さんが素晴らしく…彼女は一旦視線を逸らす。
溢れ出しそうな感情を抑えて、彼の為のこの一言をちゃんと、ちゃんと伝えなきゃいけないと堪えてるように見える。
2人の一途な想いが、あらゆる障害を乗り越えて再び結ばれる。王道なラブストーリーで韓国がデフォルトのような作りもするが、やはり支持されるには支持されるだけの理由があると思えた作品だった。
横浜氏と吉高さん。
2人の目が印象に残る。とても繊細なお芝居で「目は口程にモノを言う」は、間違いではない。
■追記
他の方のレビューを読むに、本作はどおやら韓国作品のリメイクらしい。どおりで韓国っぽい匂いがするわけだと納得する。そして、その韓国作品はチャップリンの名作「街の灯」にインスパイアされたものなのだとか。
…不勉強な自分が恥ずかしくもあるが、名作のストーリーを今の時代に反映した作品を新鮮な気持ちで観れた事を嬉しく思う。
とある先輩が「物語の筋ってのは、ほぼ出尽くしてる」と言った言葉を噛み締めつつも、良いものは時を経ても良いのだなぁと改めて思う。
泣かされた(>_<)
映画が心を奪っていく
泣いてしまいました(>_<)
吉高さんの演技はヤバかったです
この映画はクオリティ高いと思います。
個人的にはマスターピースです
エンディングの主題歌は反則級です
なんか何回も泣いてしまいました。
まじで好きな映画だしテーマが良いです❗
アジョシのウォン・ビンを思い出しました❗
She Asked Something!!!!????
期待値がかなり低かっただけに。(笑)
期待以上すぎて少しびっくり!!!!???(笑)
ただ、欲をいうとというか。(笑)
なんかストーリーを書き換えたい。(笑)
まあ一つとしては悪くはないが。(笑)(笑)
シーンがもったいないというか、このシーンいらないだろみたいな。(笑)(笑)
そんなことを言いたくなるひともいるのかいないのか。(笑)
女性の上司は無理だろう!!!??とか。(笑)
上司と結婚しちゃえばとか。(笑)
そしたらもっとだとか。(笑)
そんな、いろいろな展開の筋書きをいっぱい並べて、
遊んで欲しかった。(笑)(笑)
個人的には。(笑)(笑)
まあ、なんかよくまとまっていて。(笑)
大変ですな。(笑)現代はとか。
もうお見合いで諦めようだとか。(笑)
そんなツッコミはおいておいて。(笑)
まあ、その後も次から次えとくるのだろうかどうなのか。(笑)
身が持たない。(笑)(笑)
そんなギャグ??がわかりにくくて。(笑)
個人的にはわかりやすいギャグにして欲しかった。(笑)
そんなファイトクラブ的な。(笑)
まあ、なんかうーーーん。
仕方がない。(笑)(笑)
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