劇場版「鬼滅の刃」無限列車編のレビュー・感想・評価
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衝撃の映像美、内容が濃いストーリー、漢・煉獄杏寿郎
とにかく映像が綺麗、特に背景などが綺麗で登場するキャラクターとマッチしている。
ストーリーが丁寧に描かれていて面白い。炭治郎の夢のシーンは内容が本当に濃くてすごかった。炭治郎が夢の中で自分の首を切って現実世界に戻るシーンは少し驚いた。無限列車での下弦の壱との戦いも迫力があったがなんといっても見どころは煉獄さんvs上弦の参のあかざとの戦い。煉獄さんの「炎の呼吸」がとても派手でとても綺麗でとてもかっこよかった。「炎の呼吸」はかなり細かいのでかなりの調整がかかっていたと思うがアレを作りあげた製作者さんには脱帽である。そして最後、煉獄さんがあかざの首を半分まで切ったところでは思わず煉獄さんを応援した。結果としてあかざには逃げられ、煉獄さんは死んでしまったが煉獄さんの考え方はとても共感できるものだと思った。最後のシーンはとても切なかった。
あっという間の2時間だった。スクリーンに引き込まれていた。ここまで夢中になった映画はそうない。
Fateと比べると・・・
自分はコロナを警戒して公開からひと月空いた平日昼の、閑散とした劇場でゆったりと見させてもらった
公開当日は満席の劇場の中で多くの人の感動の涙が流した事だろう
しかし私は、エンドロールが終わった後、なんとも言えない肩透かし感に疑問符を浮かべながら劇場を後にした
最初に言う、同会社がほぼ同時期に公開したFateHFが99点なら、この映画は70点をつけざるをえないと
決してつまらなかった訳では無いし、払った金額以上の価値はあったから不満がある訳でもない
ただ純然たる事実として、話が浅かった
Fateにはテーマがあった、「正義の味方から悪に染まった恋人の味方になる」というこれ以上無いくらい重厚なテーマがあったからこそ、見終わった後の余韻は抜け殻のようで、視聴に全神経を注いだ反動に疲労した
だけど鬼滅にはそれが無い
何故なら無限列車の主人公は竈門炭治郎では無く煉獄杏寿郎だったからだ
三部構成の中盤までは炭治郎の視点で炭治郎の物語で進んでいく
炭治郎の回想では感情移入し、「炭治郎の人の痛みが分かるこそ多くの物を背負ってきた」キャラクター性を理解し、だからこそ涙腺が緩んだ
だけど猗窩座が現れてからの終盤に、突如として、主人公は煉獄杏寿郎に変わる
そこからは杏寿郎をいかに綺麗に死なせるかの物語だった
薄っぺらい回想に、なんの説得力も無い言葉
「強い者は弱い者を守る」と言った母親の言葉には何の説得力もなく、私は脳みそお花畑の毒親の哀れな洗脳教育のせいで、漫画然とした天然で裏表の無い「欠陥」した人間になったのかと、その描写の薄っぺらさが虚仮にしか見えなかった
Fateにも同じように「欠陥」していて、自己犠牲が大好きな主人公がいた
だけど彼の行動の「根拠」となる「約束」は、納得するに足る深みがあり、綺麗事では終わらない、人に感動を与えるに足る美しさがあった
だからこそ、自己犠牲を肯定する事に疑問など感じず、すんなりと主人公の人間性を理解し、感情移入する事が出来た
だけど煉獄杏寿郎にはそれが無い、親の呪いのような洗脳が原動力となり、師や理想とする物は何も描かれず、どう見ても欠陥した人間であるのに、その癖鬼に人間らしさとは何かを語る皮肉さだ
だから私は煉獄杏寿郎が死んだ時も殆ど同情なんて感じなかったし、接した時間で言えば一晩の付き合いである炭治郎達も大して変わらないのに、どうしてあそこまで号泣しているのかも分からない
善逸にいたっては殆ど寝ていて猗窩座という脅威から命を拾ったという実感も薄い筈なのに泣く理由が分からない
そもそもだ、彼等は鬼殺隊という一介の「戦士」であり
愛する者や同僚の死を経験している人間だ
そんな彼等が、戦場で命を落とした上官に涙するのは「覚悟」が足りないと言わざるをえない
戦闘が終わって気が抜けたという演出であるのだろうけど、それでも普通の戦士は戦場で泣かないし、そこにはリアリティが無い
普通は「次は自分かもしれない」「もっと強くなっていれば良かった」「あんたの事は忘れない」であって「強くなりたい」は矛盾している、なぜなら彼等は既に戦場に立っていて、敵は強くなってくれるのを待ってくれないのだから
彼等はまだ子供で思慮が浅い、呼吸が使えるから鬼と戦っているに過ぎない、エヴァと同じで子供しか戦えない世界だから子供ながらに戦っているのかと思わされるし
炭治郎に至ってはそういった覚悟が足りないから腹を刺されて、その結果として煉獄対猗窩座の対決を伏して傍観するしか出来なかった
その事に対して炭治郎は自分の覚悟の無さを悔いるべきだったと思うし、代償としての煉獄の死も妥当なものだった
猗窩座が逃げた時に卑怯者と叫んだのも
鬼殺隊は常に数の上で有利を取って、一体の鬼を囲んで嬲り殺しにするのが常なのにどの口でそれを言えるのか甚だ疑問だった
少なくとも猗窩座は煉獄に対しては絡手も策も弄さず正々堂々戦って勝った
鬼が夜明けになったら逃げるのは当然なのだから、夜明けまでに倒せない時点でこっちの負けだ
そして結末は惨敗になっているのにも関わらず、太陽をチラ見せする事で「相打ちにできるかも」と希望を持たせる演出は寒々しく白けるものだった
そんな事なら煉獄は最期まで戦い抜いて、真っ白な灰になってくれた方が潔い
そうならずに無駄に長生きしていたのは一重に炭治郎に遺言を聞かせる為のご都合主義なのだろう
少なくとも生きているのなら、死ぬまで鬼を離すべきでは無いし、猗窩座を逃がした事により猗窩座は人を食らう訳だから、喋る力が残ってるのに「追え」の一言も出ないのかと呆れる
鬼を狩る役割よりも、物語を進行させる役割を優先した訳だ
物語上のご都合主義として、炭治郎達がいなくなったら誰も遺言を聞くものがいないから、その為に猗窩座を見逃したのだ
結局煉獄杏寿郎は何の責務も果たしていない
200人の乗客を守ったと言っていたがそれは魘夢からの話であって
初めから煉獄にしか興味が無かった猗窩座からは守る必要すらなかったし
猗窩座は今後、多くの隊士や民間人を手にかける訳だから、煉獄は猗窩座からは何も守れていないのである
猗窩座が奥の手である必殺技を使っていればあの場にいた全員死んでいたと考えると尚更滑稽に見える
煉獄はジャンプの伝統の噛ませ犬になったという感想しか出てこない
だから薄っぺらいし、虚仮にしか感じ無い
折角映画にするのだからもっと煮詰めて、新解釈を加えて作品として完成させて欲しかった
煉獄の父が浪人になった理由も触れられず
煉獄が柱を目指した理由も母親の言葉一つ
言動一つ一つに根拠も伏線も無い、だから寒い
この辺もっと掘り下げる事が出来たと思うのになぜしなかったのか
それはやっぱり煉獄が原作では大した役割を持たない脇役に過ぎず
そしてufoも原作改編してまで映画に1つの纏まりを作って作品としての完成度を上げようとしなかったからなのだろう
結論として言えばFateのような100年に一つのエロゲの最高傑作となった脚本と
週刊連載であるジャンプの漫画の脚本を比べるとこと自体が烏滸がましいものだった
鬼滅は作画と声優を楽しむ作品であって
脚本は凡庸でありきたりなものだ
ストーリーには何の捻りも伏線も無い
だから楽しめる大人は制限される物だった
そもそも子供向け映画を大人がケチつける事自体ナンセンスだろう
煉獄杏寿郎を薄っぺらいと言ったが
竈門炭治郎はとても魅力的で説得力のあるキャラクターだ
だから鬼滅の刃自体は面白い
ただこの映画はFateに比べるととても見劣りした
だから自分の中で70点である
映画じゃない
アニメ鑑賞。原作未読。
最初にザックリ言ってしまうと、ヤムチャがサイバイマンをボコしたのち倒される如く、噛みつき犬的な映画だと感じました。この映画の展開や登場人物のやりとりも全て少年誌特有の既視感があり、序盤から疲労が溜まってしまいました。
この映画の裏主人公の炎柱さんは鬼殺隊の中心メンバーっぽい感じの人物で、戦闘力も強く人望があり竹を割ったような、イワユルなテンプレステレオ正義漢。そんな出来上がった焼き増しキャラ故に終始何も感じとることが出来ませんでした。
観終ってから「薄いな。映画にするほどでもねえな」というのが正直な感想です。
その他、映画じゃないなと思ってしまった理由として挙げると、若手3人のうちの誰とでもエピソードがないところと、炎柱の母がニューヨークの蜘蛛男のベン叔父さんとおんなじことを言ってしまい興醒めしてしてしまったところです。大いなる力には大いなる責任が伴う論を炎柱母が吐いた瞬間、まさに僕はエンムのケッキジュツよろしく深い夢の奥底に落ちてしまいそうになってしまうほどでした。
鬼滅の刃は原作が完結しているそうで、オリジナルストーリーが出てくることは無さそうですし、映画としての鬼滅は上記の通りの感想なので、今後劇場化されても観に行くことはなさそうです。但し劇場に足を運んだキッカケはネトフリで観たアニメなので、次回作や続編はネトフリで待つことにします。あと単行本も読みたいかな。
最高の作品。見れて良かった。煉獄さんが改めて好きになった。
※内容の感想をつらつらと綴ってるだけの文章です。
本当に面白かったし見れてよかった…!!
冒頭の御館様とあまね様のシーンを見れたのもよかったし、グラフィックも音響も迫力満点だった。映画を見ること自体久しぶりだったけど、この作品は映画館で見れてよかったな……様々なシーンが印象的だったしボロ泣きした…
序盤の列車を観察している三人や善逸が列車に乗ろうとしがみついてるのを炭治郎と伊之助が引っ張りあげるシーン、初めての列車に大はしゃぎする伊之助にさりげなく老夫婦の荷物を上げるお手伝いをする炭治郎のシーンも個人的に好きだけど、何よりも前方車両から聞こえてくる「美味いッ!」の圧の強さに笑ってしまったw
煉獄さんめちゃくちゃ弁当食べてらっしゃるwww
からの煉獄さんと炭治郎の会話も好き。「俺の継子になると良い!!」の勢いの良さと炭治郎の「どっち向いて喋ってるんですか!?」みたいなツッコミも聞いてて楽しかった。
車掌さんが全員の切符をパチンと切った段階で車内の電灯が明滅してふっ、と消える演出がとても良かった。
きっとあの時点で、皆は夢の中に迷い込んでいたのだろうか。
それにしても、夢の世界は本当に四者四様だったな……
家族と過ごす幸せな日々を追憶する炭治郎、禰豆子ちゃんと2人で花畑や川を駆ける善逸、愉快な子分達と一緒に洞窟探索をする伊之助親分、父親に柱になったことを報告するも喜ばれず、沈む気持ちはあれども千寿郎君を励ますように語らう煉獄さん……クスッときたりしんどくなったりと感情が忙しい。
また、夢の世界の炭治郎の心に触れて、涙を流さずにはいられなかった。炭治郎の心はどうしてあんなにもあたたかく、優しくあれるのだろう。
四者四様の方法で対抗しているのは凄いと思ったし、伊之助と善逸の止め方が本当に二人らしくて笑ってしまった。伊之助の理想の姿と夢はそれでいいのか…w
子分その3(ウサミミ禰豆子ちゃん)をツヤツヤのドングリで気を引いてるのも微笑ましかった。
ただ、善逸の夢の無意識領域が真っ暗なのに驚いたし、善逸は本当は底が図れない子なんじゃないかなと思った。あと煉獄さんは真っ先に本能的に察知して対抗しているのが凄かった。
原作の表現が映画ではどのように描写されるのかが気になってたけど、魘夢の攻撃や列車を取り込んだ後の列車での攻防戦が迫力あってハラハラしたし途中で思わず息を呑んだ。あれ凄いな……
炭治郎と伊之助の必死の奮闘の末に首を断ち切られた魘夢が死に際で様々な怨嗟の声を吐き散らした後に「何という惨めな悪夢…だ……」と零して消えていくシーンも印象的だった。
横転する列車から墜落した炭治郎を助け起こした伊之助というシリアスなシーンでの「鬼の肉でばいんばいんして助かったぜ!逆にな!」という伊之助の台詞に思わずクスッときた。
終盤の煉獄さんと猗窩座の戦闘が激しくて、格好よくて胸が熱くなったしただただ圧巻された。
「老いることも、死ぬことも、人間という儚い生き物の美しさだ」という台詞がとても好き。
激闘に次ぐ激闘の中でふっと浮かんだ幼き日の煉獄さんとお母様の思い出に胸を打たれたし、闘いの中で煉獄さんの凄まじい強さと執念を垣間見た。
また、煉獄さんに致命傷を負わせた後に太陽から逃げようと野を駆ける猗窩座の元へ炭治郎が日輪刀を全力で投げて突き刺したのにも痺れた。
炭治郎が「逃げるな卑怯者!!逃げるなァ!!!」「煉獄さんは負けてない!!誰も死なせなかった!!」「闘い抜いた!!守り抜いた!!」「お前の負けだ!! 煉獄さんの勝ちだ!!!」と言って泣き崩れたシーンが本当に見ててしんどかった……。ただ、心底その通りだと思った。
そして最期に煉獄さんが自身の弟と父に向けての言葉を伝えた後に炭治郎達に向けての言葉を語りかけている場面にボロ泣きした……
最初に会った時には禰豆子ちゃんの事を「あの時の鬼か」みたいに言ってた煉獄さんが終盤で「俺は君の妹を信じる。鬼殺隊の一員として認める」と言ってくれたのもグッときた。
「己の弱さや不甲斐なさにどれだけ打ちのめされようと、心を燃やせ」「歯を食いしばって前を向け」「君が足を止めて蹲っても、時間の流れは止まってくれない」「共に寄り添って、悲しんではくれない」という台詞が自分にまで刺さってしまって辛かった…
けど、最期まで語りかけてくれてくれて良かった。煉獄さんが炭治郎達に残したものはあまりにも多くて、かけがえのないお人だった。真っ直ぐで、熱くて、乗客全員を誰も死なせずに守り抜いた、素晴らしい方だった。
だからこそ、死んで欲しくなかったな…と思うけど、それはどうしたって叶わない。時間は元に戻らないし、止まってはくれないのだから。それでも、煉獄さんという人を知れてよかった。彼の生き様を、見届けられて良かったと思うのだ。
改めて、この映画を見れて良かった。素晴らしい作品に心からの感謝を。そして懸命に生き抜いた彼に、これからを生きていく彼等彼女等の壮絶な道のりの行く末に幸あらんことを。
俺の家族がそんなこと言うはずがない
炭治郎の家族愛には共感して涙が出た。家族に対する絶対的な信頼、甘えではなく、どんなことがあっても自分を肯定してくれる温かさへの確信が、妙にリアルに感じた。何があっても信頼しあえる絆があるからこそ、唯一生き残った妹のために、幸せな夢からも抜け出て現実に戻る意志を持ち続けられたのだろう。
強いものが弱いものを助けるべき、との思想は、作品全体を通して流れている。助けたり守ったりするためには、自分が強くならなければならない。炭治郎は、家族という至高の存在を守るために、鍛錬し、強くなることを選ばざるを得なかった。煉獄さんもまたそうではなかったか。彼が生まれながらに植え付けられた意識の中で、家族だけでなく、もっと多くの弱き人を守るという使命があり、そのためにはもっと強くならなくては、と日々鍛錬してきたのだろう。人は老いるから、死ぬからこそ儚く美しい、と言う彼の言葉は、彼の存在意義、使命をそのまま言葉にしたに過ぎない。弱いからこそ守る価値があるのである。そして自らも生身の人間であり、傷つき死ぬ、ということを受け入れて戦い、使命を果たしたことに満足しながら死んでゆく、彼の潔さには感動したし憧れる。自分はそれほど強くないから、まずは強くならねば、そして、家族を思うことができるいまの恵まれた環境に感謝しつつ、一瞬をも大切に、いまを生きねばと思わせられた作品であった。
炭治郎いい子
今日やっと見られました。
相変わらず30分刻みで上映しててすごい。私が見た回も7割くらいは席が埋まってました。
映像美に感動
涙流すほどではなかったけど所々うるっときました。作りが丁寧。
個人的には煉獄さんの最期より自決しまくる炭治郎が魘夢の悪夢にキレるとこが一番涙腺にきました。
ほんといい子だ
大所帯で見に行きましたが、小1の甥っ子がちょっと笑っちゃうくらい号泣してました。
全然良くなかった、煉獄さんが死んじゃったとヒンヒン泣いて…
朝映画行くよって言った時はあんまり興味ない感じだったんですけどね、予想外に感動したのかな。
いい映画でした。
300億行くといいな。
柱には自分軸の世界観がありそれは炭治郎にも有る
TVロードショーで放送されたものを観ただけだから、詳しい内容は把握しないままの観賞でしたが映像も綺麗で迫力があり充分に楽しめました。
あまり泣けなかったのは、鬼滅への愛が足りないせい…鬼滅愛に満ち溢れた人ほど号泣するんだろうな。
表層の奥の深層に入り魂を見つける場面ですが、炭治郎の無意識空間が清々しい青空である事に感動してしまう…これこそが鬼滅の刃が支持される根底にあるものなんだと思う。
どんだけ愛に満ち溢れてるんだか…持って生まれた遺伝子なのか、両親の育て方が素晴らしいのか…
炭治郎の鬼を葬る際のお悔やみのシーンもそこに表れている。
正義に溢れる伊之助さんの怒りや善逸さんの女好きが現れた深層でさえ暗闇なのが、まさに人間らしさなのかもしれません。
私の中も真っ暗なんかなぁ〜
だって、殺されそうになった時に相手を殺人者にしない為に絶対死なないなんて思えないもの(⌒-⌒; )
煉獄さんが真っ赤な火なのも凄い。真から火の呼吸を会得してるんだな…
柱の深層部は、それぞれの世界観がしっかりしてて暗闇ではないんだろうな
過酷な修行から得たものが習慣化して柱となる世界観を創る…
となると炭治郎の海と空の清々しい深層部ももはや柱と言えるのでは…
生まれたからには自分自身の深層部に自分に合った柱を立てて生きられたら素晴らしいと思う
炭治郎の様な清々しい深層を持つ人々で溢れる世界を見てみたい気もしますが、悪があってこそそれが際立つのだから、善も悪も必要なのか?
そんな究極の愛を持つ炭治郎
最終的には、それを武器にして鬼の世界を溶かし天国に誘うなんていうシーンも観たいな
最終話は違うみたいだけど…
胸を張って生きろ
己の弱さや不甲斐なさにどれだけ打ちのめされようと 心を燃やせ
どんな時でも愉しく生きよう!
れんごくさんの映画
れんごくさんの映画だとエンディングで気づいた。
アニメ視聴済み。マンガ未読。
感動のピークは開始2分くらい?列車をバックに「原作 吾峠 呼世晴」と出たところ。
これだけのヒット作、みんなに面白いと言ってもらえる作品を生み出した原作者は報われた気持ちになっているだろう。
原作者の苦労と、作品がヒットした喜びを想像(妄想)すると、何とも言えない感動がこみ上げてきた。
さて、映画本編。
面白いところもあったし、よくわからないところもあった。
映画としてよかったところ/よくなかったところ
ストーリーとしてよかったところ/よくなかったところ
をそれぞれ挙げて、レビューとしたい。
ネタバレあります。
○映画としてよかったところ
・見どころが早い。
下弦の一とのバトルがすごく良い。
肉弾戦とも、心理戦とも違う、精神戦?
夢の中の欲望に打ち勝とうとする様は見どころとしてすごく良かった。
観客も感情移入して見れた。テンポも良かった。
そして、精神的に少し疲れたところで、思考停止で見れるバトルシーンに移るのは、映画として完成度が高かったと思う。
・たんじろうの声が良い。
たんじろうの声優さんが上手だった。
感情がよく乗っていて、聞き取りやすく、良い声だと感じた。
○映画としてよくなかったところ
・音が大きい。
急に大きい音が出るのでびっくりする。
・長い。
疲れた。正直、「れんごくさんカッケー!!」で終わっても良かった気もする。
○ストーリーとしてよかったところ
・キャラクターが立っていてよい
特に主要キャラの完成度が高い。
キャラクターの好みや性格が、普段のしぐさやセリフによく表れている。
それだけでなく、今回の無意識の世界に入り込むシーンは圧巻。
心理描写や性格描写といったこれまでのキャラクターのすべてが伏線となっており、観客に対して説得力のある「無意識」領域を示していた。
○ストーリーとしてよくなかったところ
・列車との融合??
どういう原理で鬼が列車と融合できるのか、よくわからなかった。
融合した後も触手が出てくる列車くらいにしかならなくて、正直世界観についていけなかった。
・無意識の小人??
たんじろうの無意識領域にいる小人。
なんでいるのか、そもそも何なのか、よくわからなかった。
今後(映画よりも後)の伏線になっているのだろうか?
・れんごくさんの死
「カッケー」から「死んじゃうの?!!!」までのストロークが早すぎて、死のシーンであまり感情移入できなった。
ここをメインに見せたかったのは分かるが、十分に描き切れていなかったようにも思える。
もう少し「カッケー」が描かれていても良かった気がする。
・上弦の三
れんごくさんが単純にパワー負けするのも気になった。
上弦の三は倒せないので、完全な「かませ犬」的な立ち位置になってしまっている。
れんごくさんは、映画でメインで描かれるくらい、魅力的なキャラクター。
その魅力が十分伝わったうえで、パワー負けしてしまうのはどうなのか。
鬼の卑怯な手口に負けてしまうような負け方をして欲しかった。
大ヒットしているので、分かりやすいストーリーなのかと言えば、そうでもない。
かといって、よく練られた重厚感のあるストーリーなのかと言われても、答えはノーである。
悪い映画ではなかったし、ヒットしているので☆3つ。
書ききれていないこともたくさんあるが、取り急ぎレビューとしたい。
最高!!!
描写も綺麗、BGMも良かったし本当に終わったあとは余韻に浸ってて涙も溢れました。漫画とは違う場面も少しあり?あとはアニメの方がやはり迫力あり真剣に画像に吸い込まれてましたが、何より炭治郎が泣きすぎてて可愛そうにはなりました。
あとは伊之助が今回目立って、そして最後は伊之助の言葉に涙です。カラスの涙にももう私も涙が溢れてしまい、本当に煉獄さんの熱い想いは後の鬼殺隊に引き継がれると思います。映画は最後の回でも満席状態でしてが、みなさん満足している様でした。ポストカードの特典ももらえて、見る度思い出すしまた見たいです。
煉獄さんの勝ちだぁぁぁぁっ!
炭次郎の悔しさが胸を打つ。
あれを聞いた煉獄は嬉しいのだろうと思う。
原作だと割とあっさりだったような煉獄の死。
拍子抜けしたのを覚えているが、しっかりと描いてあり、壮絶な最期であった。
それにつけても、台詞が眩い。
生きる為、生きていく為の心得であったりするようだ。
唐突に現れる理不尽。
対峙する事を余儀なくされ、強制的に戦い、勝たなければ明日は来ない。
それに際し、立ち向かう為の心得。
まずは、踏みとどまらなければ打ち勝つ事もない。
そのなんたるかを見たような気がする。
脚本的には2部構成な感じもするが、強烈だった無限列車が霞む程、アカザvs煉獄は鮮烈だった。
鬼滅の刃のファンではなく、今のブームを若干引き気味で見てはいるのだが、それでも今作にはあてられる。
怯まず
折れず
立ち向かえ。
持たざる者は弱き者ではない。
目を逸らさず、勝ち目を探せ。
諦めるな。
今の自分を諦めるな。
…少年漫画としてはハードなメッセージではあるが、いつか必要になる言葉でもある。
煉獄の死は、色々な事を語ってくれる。
今のようなブームが無ければこのエピソードは埋もれていたかもしれない。
そう思えば、今の時流にも感謝したい。
■追記
「卑怯者おぉぉ!」と炭次郎は叫ぶ。
自分達はいつも不利な状況で戦っている。
いつも対峙する時は、お前らに有利な闇の中だ。日が昇り、全てが見渡せるようになってから逃げるな、と。結果(死)だけを押しつけて逃げるな。
負け犬の遠吠えと一蹴するだろうか?
大人になってからの方が、このシュチュエーションになぞらえる出来事は多いのではないだろうか?
観終わった後も、なにかと引づる今日この頃。
流行っているからなんだろうな
テレビシリーズを観てから
劇場版を見ました
テレビシリーズは毎話数楽しく観れたのですが
劇場版の印象は凄いんだけどテレビシリーズの様な
ワクワクしながら次の話をドンドン観たく感じが
薄れてしまったかなという印象です
テレビシリーズのワクワク感は闘う所
話を見せる所の強弱が凄く良かったと思うのです
劇場版はその流れをそのまま引き伸ばした感じで
観ていてこの動画枚数は凄いな!ずっと戦ってるよ!
なんか疲れてきた… 眠くなってきた…
そんな感じでした
そして、ラストの戦いは凄いのですが
煉獄さん、テレビではそんなに出てきてないし
そんなにいい人でもなかったよ!
これで泣ける人はきっと心の綺麗な人なのかな
という気がしました
各型の剣のエフェクトを書いてるかと思うと
狂ってるなと思うくらい凄いので
観るのであれば音響が良い所が良いですね
次のテレビシリーズが楽しみですね
映像がキレイ
はじめの森林、
墓場の木々が揺れるシーンは
本物かと勘違いする程美しかった。
上弦との戦いのシーンも美しい!
漫画で読まず、映画の内容を知らずに行った人は
急に上弦の登場、煉獄さんがやられる。
もう意味わからないとなり、リピートしてしまう。
炭治郎の夢シーンでの涙、
家族愛、
そして、煉獄さんの最後の笑顔には
涙なしで見れなかった。
内容を知ってても
映像美で
つい、見に行ってしまうとおもう。
つまらなくはない感じ〜
話題だから観に行った。つまらなくはないんだけど、5回10回観に行く作品か?とも思う。1回で十分かな。原作既習で展開は知ってたから、アニメみたいにどうキャラが動くのかメインで観てた。
まずは列車の方。流石ufortable、作画はトップクラス。下弦の首切るとこの炭治郎と伊之助のシーンはかっこよかった。また、煉獄さんが5両まとめて守ってたっていうのも原作じゃイマイチ凄さが伝わらなかったけど、映画でどれだけ凄いか分かった。
次に上限の方。負けるって分かってたけど手に汗握ったね。負けた後、煉獄さんが落ち着いた声で炭治郎に思いを伝えるシーンも声優さんの生きた声で聞けてよかった。
一方、列車のCGの触手がどうしても違和感があった。予算の問題なのか、手間の問題なのかそれとも両方なのかわからないけど、手書きの絵とCGの絵が混じると作品の中で統一感がないような気がしちゃう。
また、原作に忠実すぎじゃない?って思った。勿論全然悪いことじゃないし、むしろ推奨されるべきことなんだとも思う。けど、例えば、コナンの映画だと、赤井秀一=おきやすばるっていうのが初めて映画でわかって衝撃的だったし、少し前にufortableが手掛けたfateの時はアーチャーのローアイアスのシーンが映画オリジナルだけど、中々いい改変で映画の見所の一つになって、迫力、絶望感もよりリアルになった。今回鬼滅の刃がufortableで同じ制作会社だからそれをすこし期待してた。特に上弦vs煉獄さんのシーン。二人が戦ってる時に炭治郎とか伊之助の静止画のカットが入るたびにスピード感が損なわれてる気がした。態々映画でやるくらいなら映画ならではの要素を入れてもいいんじゃないかなぁと思う。(主題歌とか顕著な例。凄くいいし、映画観に行ってよかった思える要素の一つ。)
最後に、映画でやる必要があったのか。確かに作画はいいし、主題歌も素晴らしい。しかし、内容はあくまで原作に忠実で映画らしい改変もなかった。また、作画も1期の鬼滅やufortableの他作品をみても週1放送レベルののクオリティではないか。最近上映されたufortable手掛ける fateと比べると“明らかに”作画も音楽も劣っている。加えて、2期を無限列車編と位置付けてOP、もしくはEDを『炎』にすれば、主題歌が聞けないという批判も通用しない。
このように考えると必ずしも映画でやるという必要性は薄いと言える。
言葉にできない
二度目の鑑賞。
とにかく一本の映画としての完成度が高い。
ひとまず5をつけておく。
追記
炭次郎の飛び抜けた胆力、そして何より煉獄さんの熱き魂にしびれた。
もちろんこの作品は煉獄さんありき、なのだが、まずは炭次郎の心のうつくしさに涙してしまった。
一番は、煉獄さんとアカザのアクションパートがまさに死闘。手に汗にぎるとはこのことで、息をもつかせぬ制作陣の渾身の仕事に脱帽。
そして、炭次郎の「煉獄さんの勝ちだ!」に破顔し、最期の今際の際の青年らしい可愛らしい笑顔に、どうしようもなく涙が溢れてしまった。
個人的にえんむのキャラ、声もすごくすきだし、列車のディテールも高く、今まで観た実写も含めたすべての映画の中で完成度がもっとも高い作品のひとつとして挙げてもよいレベルだ。
さんざん指摘されているとおり、UFOTABLEさんのガチ度と、声優陣の渾身の演技が、原作のもつ優しさ厳しさ美しさ、魂を存分に増幅してのこの出来だと思うのでブラボー!手放しで賛辞を。
作品自体に対してはここまで。
余談になるが、やっぱりアニメ作品にはプロの声優さんを配役するのがしっくりくる。
ジブリ、そういうとこやぞ。
今回制作がアニプレックス、集英社、UFO TABLEの三者に占められていた功績もここにあるのかなと。
制作委員会とか設けられて、アニメなんか普段みない、原作も読まずに収益の部分にだけ関わってくるような大人があまり絡まず、単なる商業作品としてではなく、練り上げられた劇場版が誕生したのかと思う。
主要キャラやきぶつじ、果ては炭次郎の抱えるバックボーンすら説明がなく初見のひとを置いてきぼり気味で進んでも、それでも「魅せる」という心意気が感じられた。
けして原作読んでるの前提、というだけではなく、殊更にこの無限列車編では、原作わからなくてもこれだけみても舌を巻く出来なのだ、無限列車を観てから原作に手をつける人がいてもおかしくない。
鬼滅の刃のメディアミクスの成功こそが社会現象なのだ。
この映画に星ひとつを付けてるひとたちのレビューは、炭次郎の心の美しく広がるシーンと、その暖かさに触れて救われる結核の少年、煉獄さんとアカザのアクション、煉獄さんのあの笑顔、そのあたりのシーン、寝てました??と疑問をもたざるをえない。
自分自身、コロナ前に漫画喫茶で原作を途中まで読んで、アニメも半分もみてない状態だったけれど、上記のシーンだけでも震えた。
ただのアンチかもしれないが、最初から映画を愉しもうという心持ちでなく観に行っているのならさみしいことだなと思う。
素直な心の子供たちには、ストーリーの煩雑さや残酷描写もありながらウケたのだから。
骨太な物語。ただ、ラスト…
骨太な物語。セオリー通りの展開。
無限列車ってこういうことか、と思いながら見ていました。
途中まで幸せな夢を見ていたのに、その夢に溺れず、自決という手段で現実世界へ帰ってきた、しかもそれを何回もやったのが凄い。
炭治郎の澄み切るほどの正義感が凄い。
ただ、その後の上限の鬼×煉獄の対決も見応えあり。
体をボロボロにしながら、日輪刀を差し込んで殺しかけたのに「おおっ」となったが、伊之助が余計なことして逃がしてしまった。逃げる鬼に向かって炭治郎が「逃げたからお前の負けだ!」と涙ながらに叫ぶシーン、「いや、逃げられたんやからなぁ……」と冷めた目で見てしまい何かなぁという感じだった。
是非映像で観るべき作品!
原作ファンです。
アニメももちろん最高なので、劇場版も絶対映画館で鑑賞しようと思ってました。
これは絶対に映像で観るべき!
原作で読むのももちろん最高ですが、映像で感じる迫力と、声優陣が吹き込んだキャラクターの命を感じてほしい!
カッコいい!楽しい!だけのストーリーではありませんが、悲しみや悔しさを噛み締め、それらを覆うほど大きな背中から一歩また先へ進むための力や想いを受け継いで成長しようとする炭治郎たちと一緒にめちゃくちゃ泣きました。
煉獄さんの戦闘シーン、セリフの数々本当にカッコいいです。
もっとたくさん炭治郎と一緒過ごして欲しかった。
そんな未来を見たかった。
思い出すだけでも涙がでます。
煉獄さんの強さ、かっこよさを何回でもみたいです。
泣いてきました
やっと鬼滅の刃観てきました。
悪夢の中のシーンで『あんななんきゃ産まなきゃ良かった』
の後の炭治郎『家族を侮辱するんじゃねー』(→だったかかな)
泣けちゃいました。
煉獄さんの戦ってる姿にも、言葉にも泣けた。
ps
余談ですが、煉獄さんのお母様美しい。
今日もまた素晴らしい作品に出会えて幸せです。
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