劇場版「鬼滅の刃」無限列車編のレビュー・感想・評価
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作品としてのバランスは良い
アニメ鑑賞済み、原作未読です。作品としては良くまとまっていた気はします。ただここまで大騒ぎする程の内容ではないと感じました。『かなり良く出来たアニメ映画』程度としか思えません。戦闘シーンの作画が良いと言っても同じufotable制作のFateには全く及ばないし(内容の濃密さも)、泣けると言ってもヴァイオレットエヴァーガーデンには勝てない、飛び抜けたものは無く全てをそこそこのレベルに仕上げて上手くまとめたな、って感じでした。声優さんの演技が素晴らしいのは、全てアニメに言える事なので評価の対象にはならないですしね。
普通のアニメ映画として考えれば良い映画だと思いますが、この興行収入と社会現象に見合う内容かと言われたら、そうではないと思います。キッズファンを上手く取り込んで社会現象にまでした運営側の勝利ですね。
人としての生きざまのお手本を教えている!
映像が素晴らしくきれいでした。事前に漫画・アニメを読まずに映画を鑑賞。なんとなく筋は飲み込めた感じです。オープニングのお墓の場面がよくわからなかったのですが、鬼殺隊や、柱たちのお墓だとどなたかのレビューで読んで納得しました。純粋なフィクションなのに、作品に込められた人としての価値・生きる意味を繰り返し、語りかける内容です。道徳的な弱いものを、強いものが助けるとか、年下のものをかばい、盾になって戦うとか~センセーショナルなお話をまげず、残酷なシーンもあえて見せる形なので、小さい子供にはどうなのかな?と思いましたが、メッセージ性が強いためそんなことは、忘れるくらい面白かった!
画面にくぎづけの1時間40分でした。圧倒的な技の迫力美しさ。ところどころに挟まれる厳しい内容をユーモアでくるむやさしさ。子どもたちはおろか大人にまではまる方が続出するのが、分かる気がしました。最後の場面で上限の月と戦う火柱の煉獄杏寿郎のかっこよいことといったら。優しく人の道を諭す母親の言葉通り、仲間の盾となって戦った。是非漫画の原作、アニメを観たくなりました
前知識なくても楽しめる、前知識があるとさらに楽しめる。
原作未読。沼が深そうなので、あえてTV、漫画を見ないようにしてきた。しかし、子供がハマり。見たい!と熱い希望があり、これはもう逃げきれない。何の知識もないまま、腹を決めて家族で見に行った。
人混みを避け夕方遅くの回にした。しかしコロナで、ガラガラになっていた映画館は、感覚をあけずにほぼ満席!コロナ前に戻ったような活気!年代はPG12が何のその。小学生ファミリーが断トツ、ついでカップル、学生が多かったかな。
コナンみたいにオッスオラコナン!体が縮んでしまっていた!みたいな前説があると読んでいたが、ない!いや、まじで知ってること前提で当たり前のように始まるので、これは痛恨のミス!漫画喫茶で漫画読んどくんだった〜わああ…からの、
えっ、面白い!!
多少誰や〜ってシーンはあるけど、迫力があって、ドキドキがあって、目が離せなくて、時間があっという間!少年漫画感もありつつ、一つの映画として出来上がってて、面白い!
見た後も興奮冷めやらぬ。いい大人なのに。
夜寝れなくなってしまった。ジャンプを買っていた、中学生時代を思い出して、なんだか子供に戻ったみたいに、自分の子供より興奮してしまった。泣きはしなかったが、熱いものが湧き上がる映画だった。
肝心の子供は、「怖い…。」と何度も鬼にビックリしていた。ちょいちょい怖いと感じていたようだ、たしかにこれは親の助言が必要だ。ファミリー層の皆さん、子供が怖がったらいっぱい、抱きしめてあげて下さい。むしろ子供をこれからもたくさん抱きしめてあげなきゃ、と思わせる映画でした。
この勢いで、明日、TVでやってた2時間スペシャル×2本、見ようと思います。うーん、このまま奥までハマったらどうしよう。ハマりそう。
予習なしでもこのように充分楽しめますが、可能な方は予習してから見ることをおすすめします。
予習していく必要がありますよ
まずは、
森林、田園、水景、背景など細部の描き込みが
素晴らしく、美しさに驚いた。
個々のキャラクターに見事なまでに命を吹き込み
特に、準主役である「柱」煉獄杏寿郎は
魅力たっぷりで、この映画を機に、さらに
一段、二段、人気アップすること間違いない!
なぜ、星3.5なのか。
鬼滅の刃について、事前知識なく見た人は、
「何が面白いの」
「どこで泣くの」
となるかもしれないからだ。
つまり、ジブリ系のように、
あまねく人に分かりやすいわけではなく、
物語がわかりやすく完結してくれない。
(本作中最大の敵役は、最後に・・・)
これから見ようとする方々へ。
満員の映画館を避けたいなら夜に行くべきで、
さらに、
見たあとにがっかりしたくないなら、
まずは、単行本かテレビアニメで
世界観だけでも予習していくことが
必要だろう。
現実を生きよう
既読でもこんなに泣けるとは。。よく出来てるなぁ。。
この作品は、昔ながらの道徳を説いてるのが良い
鬼滅の刃の映画版。
無限列車の戦いと、猗窩座と煉獄杏寿郎の一騎討ちまで。
まぁ、漫画は何度も読んでるのでストーリーは知ってる。
あとの楽しみはアニメーションの演出。どこまで表現力豊かにこの戦いを描けるか。
観た結果、やはり炎や水の表現は素晴らしい。
テレビアニメ版と同じではあるけど。映画館の大きなスクリーンだと迫力があって良い。列車のCGも違和感なくて良かった。一騎討ちも作画に力が入ってるのがよくわかる。
あと、何度かウルウルときた。そういうストーリーだしね。煉獄さんは好きなキャラ。
なんか、この無限列車の話は映画の2時間尺がちょうど良いです。
そして、映画館の帰りで反芻してて、この作品って昔のジャンプに戻ってるんだよな、とふっと思った。「友情・努力・勝利」みたいな価値観。昔は基本的にスポ根だったけど、2020年現在では主人公の竈門炭治郎はとにかく優しい。相手を褒めるし、強気なキャラを立てる。この辺が現代っぽい。けど、通底している価値観は一緒だと思う。
煉獄の母親が杏寿郎に説く話は、昔の人が日常的に言ってたことだ。
昔の漫画や本には当たり前のように出てきていた価値観。行為態度(エートス)と言うか。いつの時代から持ち始めたのかはわからないが、おそらく儒教に連なるものだろう。一般人から企業家から政治家まで、当たり前に持ってた価値観のように思う。
右とか左とか思想・信条の話ではない。
「まとも」か「クズ」かという人の根本の価値(道徳)観の話。
煉獄の母親が説くのは「杏寿郎、あなたはクズになるな」ということだ。
しかし、今はそれがない。
政治家を見ればわかる。道徳心など一ミリも感じられない。
説明責任からみっともないくらい逃げ回っている。
企業家も一緒。CSRとかSDGsとかESGとか何とか言ってるけど、全く信用できない。
だからこそ、ストレートにそれを語る鬼滅のような作品の価値が高まる。
まぁ、漫画キャラにそれを託すなよ・・と言いたい気持ちはあるが、伝える手段があればそれで良い。無いよりはマシ。何倍も。
これを観た子供達が、「強く生まれた人は弱い人を助けるのが当然」という価値観を持って成長してくれれば、今より多少はマシな社会になるかもな・・そんなことを考えながら、家路に着いた。
期待は外れなかった❤️
原作通りなんだけどやはりアカザの登場は唐突過ぎる、しかもこの対決が...
結果泣いてた
正直微妙…
ヤバイ!!煉獄さんカッコ良すぎる‼️
マスクぐちょぐちょ
命を懸けて守るものの切なさと熱い想い
単なる悪を倒す正義というものではなく、命のはかなさ、命を懸けても守るもの、そういった美学を感じさせる芯のある物語でした。
最後に煉獄さんが命を懸けて戦う姿は切なくも心に残るシーンでした。あそこで鬼の首をとって終わらないところがこの映画をぎゅっと締まったものにしているように感じます。喜怒哀楽、ふり幅の大きく、ときにユーモアもあって、とてもよかったです。
というのが1回目を観た時の感想。
あれから2ケ月半経って、すでに4回目を観ました。4回目を観たときも感動はそのまま鮮度は落ちてない。5回目も観るかもしれない、たぶん観る。
映画の続編は、映画版書下ろしとして、煉獄さんが柱になるまでを作って欲しい。無限列車以降の展開は少し横伸びしてる感があるので、煉獄さんの縦集中型でつくってほしいなと。実現性は低いとは思いつつ、また、原作にないようなカットをこれからつくるのめちゃ大変やと思いつつ、そんなことをイメージしてしまう。
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