劇場版「鬼滅の刃」無限列車編のレビュー・感想・評価
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燃える
鬼滅の刃は原作も面白いが、とにかく映像化に適したアニメだ。
バトル、斬撃の軌道、多彩な動きなど美しくも迫力もあり圧倒される。
人気の高い列車編の映画化は当たりだと思う。
動き続ける蒸気機関車、たくさんの守るべき乗客、不利この上ない。
煉獄さんの柱としての頼もしさ、炭治郎達の決死の戦い。他かまぼこ隊など個人個人多様の戦いなどすべてに綺麗に焦点をあてていてそれを映画館で観れるのは大変贅沢な時間だった。
敵対する猗窩座と煉獄さんの戦いで猗窩座が煉獄さんの能力を認めるもあくまで柱として毅然と戦かう。
そんな姿に涙するしかない。
その刀の鍔か炭治郎に受け継がれる時、煉獄さんの燃える魂はあり続ける。
鑑賞がだいぶ前の為記憶が定かではないが、とにかく泣いた。
女子の間ではリピートする事を「乗車してくる」というらしい。
原作を超えるクオリティ
最高に素晴らしかった
夢から醒め、この過酷な現実と戦え。
善の理念(イデア)、永遠、正義。これらを透き通すのが炭治郎の心である。不幸な現実の否定性に対峙し、それと戦う炭治郎。人々はそれに共感し、賛同しているのであろう。現実が否定的なものであるということは、20世紀から今日にかけて、ほとんど常識と化したことであろう。しかし、これまではそうした現実から身を逸らすか、否定性を否定性とだけ描写して終わっていたように思う。 夢から醒め、この過酷な現実と戦え。そして運命は勇者に微笑むのだ。
ー 夢が理想的な平和である ー この考え方は、一見古いように思うが、しかし、夢が無意識からのぼるある種の表象像に過ぎないということも、現代人は精確に把握しているようである。
これまでは、(まさしく敵の魘夢ように)現実を悪夢と混同していた。(魘夢「悪夢だ…」)本当は現実はより射程が広く、夢は表象の一部分である。フロイトによれば夢は、無意識から構築されたものである。無意識は現実と同じように射程が広い。炭治郎の無意識は、特に、永遠を見渡し、優しさと温かさに包まれていた。これこそが現代の人々が、本当の意味で理想化していくべき共通観念である。
他方で、端役の夢は、対照的に、単なる夢想に終わっていたり(善逸)、現実と変わらない混沌を描いたものだったり(伊之助)、過去の記憶を蘇らせるものであった(杏寿郎)。これらの夢も、現代人の一側面を反映したものであり、興味深いものであった。自分がそれらのどれに当てはまるかで、自分の今日のあり方を見つめ直すことは出来るかもしれない。(2021年1月30日)
2回観たけど2回とも泣けた。
内容を全く知らないまま観たのに号泣。ストーリーも良かったし画もとても綺麗だった。音楽も完璧。LiSAの歌声思い出すだけですぐ泣ける。舞台挨拶にも連れて行かれて2回観たけど2回目もしっかり号泣。観て良かった!!
外形は傑作。
原作を知らず、TVシリーズは観ております。
映画館にたくさんの人を呼び込んでいることには敬意と感謝を申し上げたいのですが、あまりに人が多くて映画館に行くこと自体を控えていました。ようやく空席が目立つようになったので鑑賞してきました。
まず、IMAXなどの映像、音響のいいところで観たほうが良い、には完全に同意します。(自分は通常館でしたが)
・作画、画像:手抜きが感じられない、光の使い方の巧妙さ、丁寧に書き込まれたもので動きも十分に満足出来ましたが、いくつかのとある主要な場面、背景でのパースの歪さに違和感があります。空間把握に課題かなあ。
・音響、音楽:梶浦由記さんにすごいですね。すっとぴったりでした。戦闘シーンなどの音響も邦画にしては珍しく響いてくるし、サラウンドも比較的上手く使えていると思いました。が、もっと尖らせてもいいんじゃないかとも。
・演出:実力派声優で固めた陣容は素晴らしいです。一部で感情表現が平坦と酷評されがちな花江夏樹ですが、どこを観てるんですかねえ?松岡禎丞のぶっ飛び加減は倍化され、役どころが変われど狂気や偏執を演じたら最強な石田彰、そして、特徴表現に特化した日野聡の煉獄さんなどは聴き逃がせないポイントじゃないでしょうか。あ、禰豆子の大活躍はとても重要でした。
・総評:原作があり、テレビシリーズの続編ということですが、映画単体で観ても分かりやすい作品だと思います。ただ、そこがこの映画の限界でもあって、表現が難しいのですが、魂が薄い、物語に深みが足りないと感じました。まあ、逆にこれだから多くの人に受け入れられた名作になったんだろうとも言えるかもしれません。
・その他:周囲の、特に若い女性が号泣しながら観ていました。うるさいくらいにwそんだけ、魂を揺さぶられる人も相当数いるのでしょう。
自分?自分は終始笑い放しでした。特に、松岡くん、、、
誰も死なせない!
鑑賞前は子供のお付き合いくらいの気持ちで行きましたが、見事に大人もはまってしまうクオリティでした。いやね、最後こんなに泣かされるとは思わなかったです。エンドロール中は、ちょっと放心状態でした。
鑑賞時は漫画は読んでおらずTVアニメ版だけみているという知識レベルで、まぁ面白いアニメだよね~くらいな気持ちくらいしか持ち合わせていませんでしたが、本作を観て一気に「鬼滅の刃」熱が付いたといっても過言ではありません。それほど良かったです。(後に漫画大人買いし一気読み)
何が良かったか、それはもぅ煉獄杏寿郎のドラマで一気に持っていかれた感覚です。主人公の竈門炭治郎が目立った中盤までであれば、TVアニメの延長でと言う感覚で観ており、映画だから迫力分が上乗せして面白いなぁといった感覚でしたが、後半からの煉獄杏寿郎の独壇場からは、もうかっこいいやら悲しいやらで一気に心もっていかれました。
良かったのはストーリーだけではなく、アニメとは思えない大迫力の鬼退治格闘シーンや映像美も見どころでした。その映像美と迫力、そして効果音は圧巻といっても過言ではないでしょう。
めちゃくちゃ綺麗
この時代に、優しさ・実直さ・自己犠牲・意志の強さを真正面から肯定し...
以前、かかりつけの整体師さんにおすすめされて鑑賞。犬夜叉や、人魚の...
うまい!
劇場公開時に観て大感動し、そろそろ次作の公開前に復習のつもりでDVDで観なおしました。そもそもコミックもTVも観てないので、作品全体をよく理解できてないのですが、それでも十分に楽しめる作品です。大ヒットした理由は様々あると思いますが、いろんな映画のエッセンスがうまく消化、昇華されているようにも思います。例えば、「隠れ砦の3悪人」、
その影響を受けた「スター・ウォーズ」、壮絶な復讐劇である「キル・ビル」、死んだらリセットの「オール・ユー・ニード・イズ・キル」、次々強い敵が登場する「ドラゴン・ボール」や「北斗の拳」、突如、主人公の顔が漫画チックに変身する「パタリロ」、超高速列車内のバイオレンス映画「スノーピアサー」などなど。クライマックスはやはり涙涙でした。
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