劇場版「鬼滅の刃」無限列車編のレビュー・感想・評価
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大人から子どもまで楽しめる!?
これは私の主観ですが、、、
私は原作未読、アニメのみ視聴しています。
ただし、子どもがたくさんいる職場で働いていますので、映画の結末どころか最終巻までネタバレのオンパレードしちゃう子どもたち、内容は分かっての視聴でした。
感想は文句なく面白かったです!!!
▪作画が綺麗!!
▪2時間という絶妙な時間構成。
▪大好きな善逸の見せ場がちゃんとある。
▪石田彰登場に興奮!江口拓也の無駄遣いに大興奮!!
さすが日本現代ブーム頂点の鬼滅ですね。
興業収入が爆上がりなのも分かります。
しかし
▪私の中でアニメ映画第1位は変わらず「たまこラブストーリー」
▪「劇場番ソードアートオンライン」「Onepiece stamede」の時のような鳥肌はなかった
▪「ヴァイオレットエヴァーガーデン」「たまゆら卒業」ほど泣けない
▪「君の名は」みたいにくり返し見に行こうとは思えない
というのが正直な感想です。
「天気の子」より上ですが「冴え彼女」「ガンツO」「君の膵臓」と同等って感じです。
コロナで、ディズニーやユニバに行けず、各地イルミネーションも見に行けない、子どもは行けば喜ぶし、見せても安心の優しいと思える主人公のストーリー、それでもって経済復興のためここぞとばかりに宣伝された今日、この映画の日本興業収入の数値は、そんな現在の日本の状況がうんだ産物なのだと私は思います。
そして、これだけは言いたい。
これは幼児が見に行くような映画ではない。
いや、見せてもいいが▪▪▪子どもが喜ぶからという理由だけで4~8歳の子どもを連れていくのは、虐待と変わらないことを理解してほしい。
上記の年齢の子どもは、まだ空想と現実の境ややっていいことと悪いことの分別を自分一人ではつけることが出来ない、必ず保護者が寄り添いサポートしなければならない。
悪い敵だろうが、首を絞めたり、切ったりする映画を平然と子どもに見せようとする日本社会に私は▪▪▪不安を隠せない。
いくら何でも残酷すぎません?
炭治郎の呟きが岡ひろみがチェンジコートの時に自分を鼓舞するセリフのようで、ああこれは令和のスポ根ものなのかなあと感じた。また、悪虐非道な鬼たちも散りゆく時に人間だった時の悲しい過去が振り返られ、単なる勧善懲悪でないところも人気の秘密なのだろう。だがしかし「悪役にも事情がある」という設定はウルトラセブンやヤマトを観てきた世代にはそれほど新鮮な訳でもない。侵略しないと自分が滅びるという……。何よりちっちゃい子にこんなグロシーン見せ続けていいのかな?人間は首切っても喋れると誤解しないか幾分心配。
時世の運を味方につけた鬼狩りの物語の第二期に繋がる物語
正直、このコロナ渦でライバルも少なく、いまだにブームで、アニメに無関心むしろ避けていたようなニュースやテレビがこぞって『すごい!すごーい!!』とバカみたいに騒いでいたこの環境のお陰と思っている。それは今でもそうです。
だけど、だけど映像がきれい!ガツンと心に来る声優さんの演技!耳から胸に流れ込んでくる音楽!どれもファンやミーハーだけでなく、映画好きやアニメオタクも納得する出来だと思いました。感動しました
よかったけど
列車に現れた鬼を倒す話。
漫画読んでから観たのであらすじ分かるし
どうなんだろうと思いましたけど
映画の尺にぴったしでよかったです。
笑いあり涙ありでバランスもよかった。
あらすじを知ってるので
そこまで感動しなかったですが、
闘いのシーンはやっぱり迫力ありますね!
でもなんだろ、続きから始まって
途中で終わるので映画としては、、うーん。
千と千尋は超えないでほしいな、、、
そしてもう映画化はしないでほしいな、、、
映画するならオリジナルストーリーで、、、
シンプルに泣きました。良い映画です。
まさか、50を過ぎたオッさんが泣くか?
泣きました。最も泣きそうもない私が、仕事上観ておかねばと仕事モードで観たのですが、泣いてしまいました。忘れていた普通のことを思い出させてくれました。
日本人は、年配者は、家族であろうとなかろうと、未来のために若者に全てを与えていく姿勢を見せていた。
それが現在はどうだ?自分さえ良ければいいとする、
逃げ切ることだけ考えている年配者が殆どか?!
オッさんこそ、この映画を観よ‼️少年ジャンプを想い出すのだ。
TVシリーズを見終わって、ようやく映画鑑賞しました。煉獄さんの熱い...
TVシリーズを見終わって、ようやく映画鑑賞しました。煉獄さんの熱い闘いに胸熱くならずにはいられませんでした。
大ヒットも納得のクオリティですが、TVシリーズからの続き物というハードルがあるのにこの大ヒットって凄い事ですね〜。
昨日観ました!
[死の美化]自分が死んだとき泣く人が多いように生きるのは、そんなに悪いことかな
[夢の意味]
煉獄さんにとって父親に認められることは、別に幸せなことじゃないのかなとか。母親も夢に出てこなかったってことは 死に折り合いをつけてるというか、後続に託す死生観につながってるのか。
一方で炭治郎は妹がいて、死ぬわけにいかない。
金髪や猪も幸せな時間は過去では無くて、今の面子で一緒に遊んだり冒険する現在なのが 哀しくも安心する。
[人は現実⇄鬼は夢]
夢は夜みるもので、朝になると鬼は死滅する。
煉獄さんを鬼に誘う鬼は 基本斬られても刺されても何しても死なない。で これは何かというと夢。死ぬには朝に日の光を浴びるか、鬼滅の刀で首を斬られるか。で 炭治郎達が夢の世界から覚醒するには 自分で首を斬る必要がある。昼に見る夢は禰󠄀豆子。
エンドロール
ほんの数日前にアニメを観て、完全にブームに乗り遅れてハマったので、映画は観て当たり前の感じでした。
アニメと違い大きなスクリーンでの戦いシーンはどんどん物語に引き込まれて、号泣でエンドロールに突入します。そしてエンドロールのアニメーションでまた泣かされます。
エンタメ作品として最高品質。ただラストには異論あり!!
大前提として、無限列車編の『直前』まで原作漫画もアニメも履修したけど、正直全くハマれなかったし、なんなら【嫌い】寄りです。そんな人間がIMAXで見てきました!
まず子供向けでもあるため、原作同様いい意味でも、悪い意味でも全てが
「ものすごくシンプル」です。「人間VS鬼」という勧善懲悪が分かれてたり、主人公が何の悪意も無い典型的なジャンプ漫画主人公。
シンプルさ故のよかった所は当然たくさん。
・漫画・アニメで「超いい奴」故に捻りがなく面白くないと思っていたが今回それがフル発揮された【主人公の魅力】。「自身の過去や後悔、トラウマと向き合う」という少年漫画モノは絶対にあるプロセスを、回想や走馬灯でやるのでは無く、触感まである超リアルな「夢」という形でほぼ直接炭治郎に向き合わせるあの一面雪のシーン(ちょっとインセプションっぽい)。「さぞ後ろを振り向いて戻りたいだろう」と深ーい共感で大号泣!「がんばれ!がんばれ炭治郎ーー!!」と叫びたくなる!ある意味今作1番の白眉かもしれない!!
・澤野弘之さんが担当しているのかと錯覚するくらい(実際は他の方です)迫力のある響き渡る音楽!!多分キャラクターごとにテーマ曲があるのかな。
・【日本アニメならではの圧倒的な作画】をIMAXの超巨大スクリーンで堪能。ピクサーやソニーピクチャーズのような大規模CGアニメではなく手書きとCGを組み合わせた、各キャラクターの抜刀シーン(特に煉獄さん)では泣き笑い!!
・無限列車編まではあまり大きなインパクトも、いいイメージもなかった煉獄杏寿郎というキャラクターをたった2時間で完全に書き上げ、そして最高の感動を見せてくれた!無限列車が止まり、「え?これでおしまい?煉獄さんは?」とか思ってたら、待ってましたと言わんばかりに今回の白眉のシーンが始まる!しかも列車とは違って【広い空間】というまた違った立地の活かし方も!!ちょっと間違えたら【壮大な出オチ】になっちゃうようなものを、抜刀シーンといい最後といい最高にカッコよくも悲しい漢に仕立てあげてくれてありがとう!!わざわざ喪服で鑑賞する大ファンの方もいるのも納得。
そもそも映画化する前提で原作書き上げたの?ってくらい映画向きなエピソードだったことも要因の1つかな?
やっぱり悪いところも。
・終始【説明口調】です。誰もいないところで自分の能力の解説をし始める鬼。誰がどう見ても分かるのに入る炭治郎の独り言。正直くどいわ!!
・やっぱり子供向けなんでギャグシーンはそれなりにあります。原作同様ぶっちゃけクソつまらんし、それをIMAXの音響でやるからうるさいったらありゃしないww
・無限列車が紫のグニョグニョになるCG、割と長丁場だったこともあり飽きるし、直感的に手書きアニメとCGの差に違和感を感じちゃう……
・これは1番言いたいんだけど【ラストのラスト!!】、炭治郎が「煉獄さぁん…」と泣いて終わるんだけど、それじゃダメでしょ!!過去と向き合い、敵に勝ち、それでも報われない、【でもまた立ち上がる】のが本来の少年漫画モノの主人公じゃないの?と思うんですよ!!グッと涙を堪えて「煉獄さんと同じように(煉獄さんの姿を透かす演出も!)立ち上がる」、ラストにすべきだったと思うの……
色々言っても万人受けしやすい内容ということもあり、作画と音楽の迫力という興奮もあり、原作者が女性ということもあって感情に訴えかけるシーンも多いので感動もあり、個人差はあれどギャグの笑いもありでエンターテインメントとしては最高の作品だし、もしかしたら日本映画史を変える瞬間を迎えるかもしれない。コロナがなかったら応援上映もあったかもしれない。そんな映画をぜひ劇場で、IMAXでウォッチしてください!!!!!
友人に誘われ原作未読のまま鑑賞しました。 映像がとてもきれいです。...
友人に誘われ原作未読のまま鑑賞しました。
映像がとてもきれいです。
話はなんとなく分かりました。
周りのお客さんで泣いている方が何名もいたためとても感動的な内容だとおもわれます。
この映画は幅広い年齢層を喜ばせることができて、とてもいいなと感じました。
100%日本語のアニメーション
コロナ自粛後に映画館で予告編を流しているのを見て、PVだけでも「なんかすごい映画だな」と感じ、10月17日にドルビーシネマで鑑賞しました。正直、大泣きしました。原作も読んでいないのにここまで泣いた映画は人生で初めてでした。のちにIMAXやTCX、10月31日の舞台挨拶の中継を拝見しました。
現在、私は無限列車編を5回観賞しました。同じ映画を5回も見たいと思った理由は、起承転結が非常に美しいところでした。特に転と結が個人的にクセになりました。武闘派二人の戦闘シーンや主人公が敵に発した台詞がとても心に突き刺さり,声をこらえながら涙を流しました。
やはり時代が大正時代なので、英語が会話の中に一切使われていないため、日本人の感性に直接響きやすいのかと思いました。
印象に残っている台詞は、「逃げるな!!!!!!!」
賛否両論ありますが…
公開された当時は自分の住む街でさえ長蛇の列が出来ていましたが、漸くそれも収まったので、先日観てきました。
多くの方がレビューされていますので簡潔に。
実は自分もそれ程この作品のファンというわけではないので、DVDになってから観ればいいかと思っていたのですが、これは劇場で観て正解だったと思います。
TV版でも定評のあった作画ですが、本当に素晴らしかったです。
自然描写は本物と見紛うほどでしたし、キャラクターの動きはアニメらしさを保ちつつ、とても迫力あるもので、見事の一言でした。
それにしても、確かにこれは煉獄さんのファンになってしまいますよね。
煉獄さん、恰好良過ぎでしたね。
今作で一番心に残ったのは、煉獄さんのお母さんの言葉。
正解な台詞は思い出せないので意訳になってしまいますが
“他人より優れた能力を持って生まれてきたのは、弱さ人を助けるため。決して私腹を肥やすような真似をしてはいけません”
日本だけではなく世界中の政治家や各方面でトップに立つ方たちにこそ聴いて欲しい言葉でした。
“全集中”などの言葉を真似してないで、少しは彼らの生き方から学んで欲しいものです。
世の子供たちには煉獄さんや炭治郎の生き様を見習って、後ろめたさの無い大人になって欲しいですね。
まだもう少し先になると思いますが、二期が待ち遠しいです。
予想以上にディープな映画体験。
正直、ハマらないだろうなと思っていた。
現代アニメーションの画そのものに苦手意識があったからだ。
目が複数ある、黒目が小さい、身体がスライム状etc.書いてみるとそんなことでという感じだが、苦手な部類の画には違いなかった。
それでも泣いた。
遠い日の母との約束は泣く。我が身を省みさせてもらった。
道半ばで倒れることをいとわない生き方、素晴らしい。それこそ精進な生き方だと思う。
そして、苦しかった。
挫折を、大きな喪失を経験したものは、みな主人公の気持ちがわかるのではないか。
観ているこちらが苦しい場面が続いた。
しかし、これだけヒットしているのは、現代の人たちがそれだけ苦しんでいるという証拠なのだと考えてよいものなのだろうか。
自分にはわからない。
ただ、映画体験としてはかなりディープなものとなったのは間違いなかった。
今年だからこそヒットしたモノがある。
漫画があれだけ流行っていて皆見ているし、内容を知っているのになぜ同じ内容の話を映画にしたのか?と見るまでは思っていました。
いざ始まると、炭治郎達の繰り出す技の一つ一つにまでこだわった映像美、漫画やテレビでは味わえない臨場感。全てに納得がいきました。
何より、煉獄さんの男気と、気迫ある闘志、包み込むような優しさと、他人を思いやる強さ。
自分よりも周りを気遣う所も、私たちに訴えかけるものがあったかと思います。
コロナ渦で思うように毎日が送れなく、悶々と手探りで日々過ごしている人の背中を強く強く押してくれる作品でした。
いつまで続くか分からない毎日に希望を灯してくれるような言葉を煉獄さんから沢山もらい、私も背中を押されました。
まさに、この年だからこそ流行った作品だなぁと心からそう思いました。
漫画やアニメを見た人も、そうでない人も楽しめる作品です!!!
あまりアニメは見ないのだが「君の名は」に匹敵する映像感と物語の疾走...
あまりアニメは見ないのだが「君の名は」に匹敵する映像感と物語の疾走感は素晴らしい作品。原作を読んでからよりもアニメで直前まで見てから観賞する方が楽しめたかも、、
非科学の隙間に埋め込まれたエセ科学
前半は列車の中で刀を振りまわす場面が中心であり、狭い車内でそれは無理だろうと思うから気になって画面に没入できない。
炭治郎が「いい人」すぎるように造形されているのも、作者に何か過剰なものを感じる。「無限列車編」もそうだが、最終巻でも自己啓発風のポエムが炸裂。読み流しているが、ベタに受け取る人がいるのではないか。
「鬼滅の刃」は非科学的な内容のうちにもエセ科学に近づくところがある。「無限列車編」では特殊な呼吸法で破れた血管を止血する。「呼吸を極めれば様々なことができるようになる」と言う。「何でもできるわけではないが」と留保付きではあるが、信じる人が出そうだ。血管の壁は平滑筋であり不随意筋なので自分の意思でどうこうできるものではない。できたら困る。
「鬼滅の刃」論で、かつて「ドラゴンボール」のような漫画はダントツに強い一人が全てを背負って敵に立ち向うものだったが、最近の漫画は仲間と助け合って敵を倒すものが目立つ、鬼滅もそうだという(朝日新聞12/6)。確かに鬼滅の主人公はラスボス相手にそれほど活躍せず拍子抜けする。むしろ自身が敵になってしまう。
「ドラゴンボール」では、主人公は自分一人では限界があるとわかっており元気玉というのはみんなのパワー(気)を分けてもらっているので共闘していることになるのではないか。それとも、これは気を搾取している(主人公に捧げている)とみなされてしまうのか。
「ドラゴンボール」では「気」をコントロールすることが次の強さに至るステップとして重要であり、「鬼滅の刃」では「呼吸」がそうである。気も呼吸も東洋的なあやしさに満ちている。
「仮面ライダー」では「共闘」が当たり前になっている。個人の図抜けた強さよりも、仲間との円滑なコミュニケーションが重要である。こうなったのは、男性学的にどうこうよりも、玩具を売るためにキャラクターをたくさん出したいだけのように思える。
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