「不完全燃焼」劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 ネバダスミスさんの映画レビュー(感想・評価)

1.0不完全燃焼

2021年11月23日
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私はアニメ、声優にあんまり興味がありません。
鬼滅の刃の原作、ネトフリ(去年の冬にイッキ見)両方とも鑑賞しました。ネトフリアニメの19話は完成度が高く感動して涙し、今後の続編に可能性を感じさせられる作品でした。
そんな折、鬼滅の刃 続編 劇場版 ということで公開1ヶ月後に劇場まで足を運び、そして今再び、ネトフリで反芻しました。
劇場初見時、炎柱登場から切手血鬼術発動発覚後の4人の夢の部分を映画的にするには改編ナシ(圧縮)では映画としてはキツいな(「シャイニング」キング版を観ているような感じ)と感じました。同時に原作に忠実なんだろうなと感じましたが、後からネトフリ再編版を見て、最初から映画に(圧縮)する気がなかったということがわかりました。
アクションもあんまり興味がないので初見時は朦朧としてしまいました。

メインの3人や炎柱らに既視感があり(炎柱母含む)、人物の造形が物足りないように感じました。先祖代々そうだったから、母に言われてきたからという理由で鬼殺隊に入る
まではキッカケとしてはあるかもしれませんが、「弱きを助け強きを挫く」という大義を掲げるキャラであるならば、捕捉的にそのキッカケを描く必要があるのかもしれないというかあるらしいですね観てないですが。脚の運びに捻りや演出、作画やアクションがあっても、どこかでみたような人物たちのどっかでみた筋、つまり予定調和モノのように感じました。

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ネバダスミス